ひざなどの関節痛の原因は?痛みを緩和するには!

公開日:  最終更新日:2018/03/02

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年齢を重ねるとひざなどの関節痛で悩まされる人が増えてきます。
階段の上り下りはもちろん、歩くだけでも痛みが出てきて日常
生活に少なからず支障が出てくるのが関節痛です。

ひざなどの関節痛はどうして起こるのか、また痛みを和らげる
ためにはどうすれば良いのかをご紹介しましょう。




ひざなどの関節痛の原因?

ひざや肘などの関節には骨と骨とが直に接触しないように、関
節軟骨というクッションの役割をしている物質があります。ク
ッションの役割をする関節軟骨には神経が通っていないので、
ここで痛みは発生していません。

しかし何かしらの原因で、この関節軟骨がすり減るなどの異常
が起こった時に、関節を包み込んでいる関節包が引っ張られます。
この時に関節の周囲の神経に刺激が加わり痛みが発生します。

関節部分に異常が発生してしまう原因は、加齢によっておこる
病気やスポーツによる負担、他に肥満や筋肉の衰えなどが挙げ
られます。ひざの関節痛の原因で最も多いのが、変形性膝関節
症(へんけいせいひざかんせつしょう)です。

老化により、骨と骨との間のクッションの役割をしている関節
軟骨がすり減ったり変形してしまいます。それにより炎症を起
こし痛みが発生します。感染症によって全身が免疫異常となる
関節リウマチでもひざの痛みが出てきます。

関節リウマチにかかると関節軟骨が破壊され、手足の指や全身
の関節痛が起こります。スポーツによる膝への過度の負担によ
り、ひざの痛みに悩まされる人も多いです。

筋肉疲労が溜まったままでさらに運動を続けることで膝に大き
な負担がかかり、膝を支えている筋肉や靭帯に痛みが発生します。
また肥満体質の人や急激に体重が増加した人も、ひざの痛みが
発生しやすいです。

歩いたり座ったりと日々の動作をするたびに体重を支えている
膝には負担がかかっていますが、体重が重いとその負荷もより
大きくなります。運動不足などで太ももの筋肉が衰えたり、O
脚やX脚であることもひざの関節痛の原因になります。


ひざの痛みを緩和する方法?

ひざに痛みがあるということは、ひざの関節がかみ合っておら
ずひざに負担がかかっている状態ですから、まずは無理に歩か
ないことが大切です。無理に歩くとさらに負担が増し痛みも増
します。

ひざにサポーターを装着したりテーピングを貼ると、痛みもか
なり緩和できます。ひざへの負担が大きい階段の上り下りや正
座などは、出来るだけしないようにしましょう。炎症がある場
合には、保冷剤などでアイシングをして熱を取り除きます。

市販の冷湿布を貼るのもおすすめです。ひざの痛みへの応急処
置としてはそのくらいで、出来るだけ早く整形外科を受診して
原因を確かめることも大切です。

原因を突き止めて正しい治療を行うことが大切で、そうしない
とどんどん悪化して回復も遅れてしまいます。整形外科ではレ
ントゲン撮影や問診、視診、触診などの検査が行われます。
そこで病名と原因が分かります。

治療法としては強い痛みを抑えるための鎮痛剤や、塗り薬や貼
り薬、内服薬などの薬物療法をはじめ、サポーターでひざを固
定するなどの装具療法も行われます。ある程度良くなってきた
ら、ひざを支える筋肉を鍛えるための運動療法も行われます。

太ももの筋力アップやストレッチ、ウォーキングなど、関節痛
に効果的な運動の指導が専門家からあるので実践します。それ
でも痛みが改善されない場合や、日常生活に大きな支障が出る
場合には手術が行われることもあります。




薬かサプリメントはあるの?

ひざの痛みは整形外科で治療してもらうのが一番ですが、薬や
サプリメントで対処する方も多いです。軽度の痛みであれば、
市販されている薬やサプリメントでも十分に効果が期待できる
でしょう。ひざなどの関節痛対策のサプリメントと言えば、グ
ルコサミンサプリメントが有名ですね。

グルコサミンは重要な関節成分で、これを補給することで関節
がなめらかになるのです。他に、軟骨の主成分である非変性Ⅱ
型コラーゲンや、同じく軟骨成分である非変性プロテオグリカ
ンなどが配合されたサプリメントがあります。

さらにコンドロイチンやヒアルロン酸やコラーゲンなど、軟骨
成分や痛みをサポートする成分が配合されています。関節痛サ
プリはとても種類が豊富なので選ぶのも大変ですが、口コミな
どで期待度をチェックすると同時に続けやすい値段であるかど
うかも大切ですね。

関節痛対策の医薬品もあり、ドラッグストアなどで気軽に購入
できます。医薬品の方がサプリメントよりもより効果が期待で
き、厚生労働省認可の品質の高さも魅力です。

ただ、値段もそれだけ高めですし、成分の濃度が高いので副作
用のリスクがあるということがデメリットとしてあげられます。
サプリメントでは今一つだった方やしっかり治したい方におす
すめです。


まとめ

ひざの痛みがあると、歩いたり座ったり、物を取ったりとあら
ゆる場面で苦痛を伴うようになります。ひざの痛みがあるとき
には無理をしないことが大切で、痛みがひどくならないうちに
治療してもらうのがおすすめです。

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