溶連菌の感染症とは?症状は?原因は?潜伏期間は?

公開日:  最終更新日:2018/03/02


溶連菌感染症は、幼稚園や小学校に通う子供にかかりやすい病
気の一つで、名前だけは知っているという方も多いのではない
でしょうか。

幼稚園や保育園、学校などで集団感染しやすい感染症ですから、
症状や原因、予防などについて知っておきましょう。


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溶連菌感染症とは?症状は?

溶連菌感染症は、A群β溶血性連鎖球菌という細菌によって発
症する感染症で、特に幼稚園や保育園、小学校に通っている子
供にかかりやすい病気です。

特に4歳から10歳までの子供にかかりやすいと言われています
が、免疫力が低下している大人や妊婦さんが感染することも多
いです。溶連菌感染症は、幼稚園や保育園、小学校などの集団
の場で感染が一気に広がること多くて、春から夏にかけての時
期と冬と年に2回流行のピークがありますよ。

溶連菌感染症の症状ですが、まず突然38度から39度もの高熱が
出てきます。高熱に伴う頭痛や全身の倦怠感も見られます。
他に、のども赤く腫れあがり痛みを感じたり、舌がイチゴのよ
うに赤くブツブツしてくるイチゴ舌という症状が現れることも
あります。

他に、発病してから1日から2日くらいすると全身に発疹が出て
きます。発疹が現れやすいのは顔やわきの下、手足、下腹部な
どで、小さな赤い発疹が出てきて痒みがあることもあります。

全身の発疹が治ってくると、手足の指先から皮がむけることも
あります。溶連菌感染症は最初、風邪の症状と似ており、発熱
や喉の痛みから症状が始まって、その後イチゴ舌や身体や手足
に赤い発疹などが出てきますよ。

溶連菌感染症は、他の合併症の原因になりやすい細菌なので合
併症にも注意が必要です。溶連菌感染症の合併症には、リウマ
チ熱や急性糸球体腎炎などがあります。

リウマチ熱は溶連菌感染症の症状が収まってから2週間から3週
間ほどで発症する病気で、溶連菌感染症の治療が十分でなかっ
た時に起こることがありますよ。急に39度前後の高熱が出ると
同時に、大きな関節に強い関節痛が起こります。

溶連菌を排除するために作られた抗体が、自分の関節などを間
違って攻撃することによって起こるものです。急性糸球体腎炎
は、血尿やタンパク尿、高血圧やむくみなどの症状が現れる病
気です。

溶連菌を排除するために作られた抗体と溶連菌が結合したもの
が、腎臓の糸球体に引っかかり目づまりを起こすことが原因と
なっています。いずれにしても適切な治療によって完治できま
すよ。


溶連菌 感染症の原因は?潜伏期間は?

溶連菌感染症の原因は先ほども紹介したA群β溶血性連鎖球菌
と呼ばれる細菌で、潜伏期間は2日から5日間程度です。2日か
ら5日程度の潜伏期間を経て、突然の高熱や頭痛、全身の倦怠
感などの症状が現れてきます。

また3歳未満の乳幼児の場合にはこの潜伏期間を経ても、喉の
痛みやイチゴ舌、全身や手足の赤い発疹など、典型的な症状が
現れないことも多いです。

発熱や咳、鼻水、母乳やミルクをあまり飲まなくなった、元気
がないなどの風邪と似たような症状でも溶連菌感染症に感染し
ていることもあります。


溶連菌 感染症の予防は?治療はどうするの?

溶連菌感染症は、ワクチンによる予防接種が出来ない感染症な
ので、普段の生活で予防していくことが大切になりますよ。
他の感染症と同様に、普段から手洗いやうがいを徹底させるこ
とが大切です。

幼稚園や保育園、学校に通っている子供には外から帰ってきた
ら手洗いとうがいを習慣にさせましょう。基本的なことですが、
これだけでもかなり予防できますよ。また飛沫感染を予防する
ために、マスクの着用もした方が良いでしょう。

溶連菌感染症は初から夏にかけての時期と冬に流行しやすいの
で、これらの時期だけでも予防のためにマスクをするのがおす
すめです。しかし、マスクを嫌がる子供も多いですからなかな
か難しいでしょう。

また家族の誰かが溶連菌感染症にかかってしまったら、同じコ
ップなどの食器、タオルなどを使わないように注意しましょう。
溶連菌感染症は症状が分かりやすくはっきりと出ている場合に
は、問診と視診、聴診だけで診断されることも多いですよ。

溶連菌感染症の治療では、抗菌薬が処方されます。抗菌薬を服
用すれば1日から2日程度で熱は下がってき、喉の痛みも1週間
以内に和らいでいきます。熱も下がり、喉の痛みもなくなった
からといってすぐに抗菌薬の服用を止めるのは止めましょう。

途中で止めてしまうと症状が再燃したり、先ほど紹介した合併
症にかかる可能性がありますよ。溶連菌感染症の原因菌を確実
に退治するためには、処方された分の抗菌薬は飲み切ることが
大切です。

一般的に抗菌薬は10日分くらいが処方されることが多いです。


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溶連菌 感染症の感染経路は?

溶連菌感染症の感染経路は、感染者の咳やくしゃみ、つばなど
です。主に飛沫感染が感染経路となっていますが、排出された
菌が口に入る経口感染もあります。病気のかかり始めの急性期
に感染力は最も強いので要注意です。

しかし、きょうだい間での感染を防ぐのは難しくて、きょうだ
い間での感染率は25%と報告されていますよ。溶連菌感染症は、
春から夏にかけて、そして冬と2回の流行のピークがあります
から十分に注意してくださいね。


まとめ

急な高熱や舌のブツブツ、全身の発疹などが主な症状ですから、
すぐに受診してお薬をもらって安静にさせましょう。

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