インフルエンザの予防接種?潜伏期はどれくらい?

公開日:  最終更新日:2018/03/06

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冬になると必ず流行するのがインフルエンザですから、早めに
予防接種などで備えておきたいですね。高熱が出るのがインフ
ルエンザの特徴で、重症化する恐れもある怖い感染症でもあり
ます。

ここではインフルエンザの予防接種や治療薬のことについて詳
しくご紹介しましょう。




インフルエンザ 予防接種?

インフルエンザにかかると重症化する恐れがありますし、学校
や仕事も長く休まないといけません。毎年のように幼稚園や学
校、職場などで大流行するインフルエンザですから、今年もき
ちんと予防接種を受けておきたいですね。

インフルエンザの予防策としてたくさんの人が予防接種を受け
ていますが、予防接種を受けていてもかかってしまうことはあ
ります。予防接種を受けておけば、万が一かかっても症状が軽
くなったり、かかる確率が下がるなどのメリットがあります。

予防接種を受けても100%インフルエンザを防げるものではな
いので、流行する季節には手洗いやうがいなどの基本的な対策
も心がけておきましょう。インフルエンザウイルスが最も猛威
を振るうのは、寒さが厳しい12月から2月です。

この流行のピークに備えるために、医療機関では10月1日から
予防接種をスタートさせるところが多いようです。インフルエ
ンザがこのように毎年一番寒い時期に流行するのは、インフル
エンザウイルスが低温乾燥を好むからです。

例年12月から2月あたりが流行のピークとなっていましたが、
最近では10月や11月くらいから流行する地域もあるので油断は
できませんよ。インフルエンザの予防接種を受けることで、イ
ンフルエンザウイルスへの抗体ができます。

ただ受けるとすぐに抗体ができるわけではないので、流行する
1か月から2か月前に予防接種を受けることが推奨されています。
最近では流行の時期も早くなっている傾向があるので、10月1
日の予防接種開始と同時に受けておけば安心でしょう。

ただ、あまり早く予防接種を受けると効き目が弱くなるのでは
?と考える人も多いようです。10月の早い時期に予防接種を受
けると、2月まで効き目が持たないのでは?と思ってしまいま
すね。

インフルエンザの予防接種の効き目は半年ほど持つと言われて
います。抗体が出来るまでに1週間から3週間程度かかると言わ
れて、その後少しずつ抗体は減るものの半年間は持続します。

インフルエンが何月に流行するのか分かりませんし、100%予
防できるものでもありません。どうしてもインフルエンザにか
かっては困るという受験生などは、受験日から逆算して受ける
と良いでしょう。また手洗いやうがい、マスクも徹底して予防
していきましょう。




インフルエンザ 潜伏期?

インフルエンザにかかると急激に38度から40度もの高熱が出る
のが大きな特徴です。倦怠感や全身の筋肉痛にも襲われるため、
仕事や勉強はもちろん日常生活も不可能な状態になりますね。

食事もままならなくなるので、水分補給にだけは気をつけなが
ら自宅安静の日がしばらく続きます。このような症状が現れる
前の潜伏期間があります。体内にインフルエンザウイルスが入
っても、すぐに発症するわけではなく潜伏期間というのがあり
ます。

通常の感染症の場合、1週間から2週間程度の潜伏期間があるの
ですが、インフルエンザウイルスは1日から2日程度です。
潜伏期間がとても短いこともインフルエンザの特徴です。

インフルエンザにも身体のだるさや悪寒などの前駆症状がある
ものの、このような症状を感じるかどうかの前、すぐに高熱や
だるさ、筋肉痛などに襲われます。インフルエンザ特有の症状
が急激に現れる事もインフルエンザの大きな特徴です。


インフルエンザの薬はあるの?

インフルエンザの治療薬はタミフルが有名ですが、他にもいく
つかの種類があります。リレンザやイナビルなどの治療薬があ
るので、それぞれの特徴を知っておくと安心ですね。タミフル
は、A型とB型の両方のインフルエンザに効果が期待できるお薬
です。

症状が現れたら48時間以内に服用するのが効果的なお薬で、反
対に症状が現れてから48時間を経過してた場合にはタミフルの
効果はほとんど得られません。症状が出てから48時間以上経過
していたら、タミフルを処方されてもムダになりますよ。

タミフルはカプセル剤ですが、小さな子供の場合には飲みやす
い散剤が処方されます。リレンザもA型とB型の両方に効果が期
待できるお薬です。リレンザは経口薬ではなくて、専用の吸入
器を使用して吸入する吸入薬です。

インフルエンザは呼吸と一緒に体内に入って気道で増殖してい
くので、粉薬を吸入して直に気道に届けることでウイルスが増
殖するのを抑制できます。1日2回吸入し、これを5日間続けます。

イナビルも同じく吸入薬ですが、こちらは1回の吸入で治療が終
わります。1回でしっかりと薬を吸入しなくてはいけませんから
医療機関で看護師や医師の指導のもと吸入します。


まとめ

毎年猛威を振るうインフルエンザですが、予防接種やうがいや
マスクで予防できます。ここで紹介したインフルエンザの治療
薬は、予防のためにも利用できるので、家族が感染した時など
に有効ですよ。

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