花粉症の時期。ピークはいつから?対策は、どうする?

公開日:  最終更新日:2018/02/25

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鼻水や鼻づまり、連発するくしゃみや目の痒みなど、辛い花粉
症の症状に毎年悩まされているという方も多いのではないでし
ょうか。
花粉症を引き起こす植物のことや、気になる2017年の花粉症の
ピーク、セルフケアの事などについてご紹介しましょう。




花粉症の時期は1年中!?花粉症を引き起こす植物について

鼻水や鼻づまり、くしゃみや目の痒みなどの花粉症の辛い症状
は、鼻や目、喉の粘膜についた花粉を除去しようとして起こる
免疫反応です。

これらの辛い症状を引き起こす花粉症の程度は個人差も大きい
ですが、頭がぼーっとして集中力が低下するなど日常生活にも
支障をきたすことが多いです。花粉症の原因となる花粉はスギ
花粉が有名で、春先だけに起こると思っている方も多いようです。

しかし、花粉症の原因となっている花粉はスギ花粉だけではあ
りません。他にヒノキ花粉やブタクサ花粉、イネ科の花粉など
もあり、一年中花粉は飛んでいます。植物の種類によって花粉
症の症状は違い、地域によっても花粉が飛散する時期は違います。
花粉症のピークとなるのは通常、2月から4月くらいと言われま
すが、花粉の種類や量が増える5月まで注意が必要です。本州
とは違い、花粉が一年を通して少ないのが北海道です。

3月くらいからスギやハンノキが、6月からはイネ科の花粉が少
量ですが飛散します。東北と関東は、花粉が多い地域です。東
北では2月下旬からスギが飛散し始めて4月上旬にはピークにな
ります。

さらに、3月くらいから10月後半まで長くイネ科の花粉が飛散
します。関東は、花粉の種類も飛散する量も圧倒的に多い地域
です。2月上旬にはスギやヒノキが一気にピークとなり、イネ
科やブタクサ属の花粉の時期も春から秋にかけてと長いです。

東海地方は関東ほどの量や種類はありませんが、2月下旬から3
月中旬にかけてのスギ花粉と4月上旬のヒノキ花粉に注意が必
要です。

関西でも2月から3月にかけてのスギ花粉と4月からのヒノキ花
粉に注意が必要で、さらに秋にはヨモギやブタクサの花粉も増
えます。九州地方でも他の地域と同じように2月上旬から3月に
かけてのスギ花粉に要注意で、続けて3月から4月にかけてのヒ
ノキ花粉に注意しましょう。

5月あたりからはイネ科の花粉も飛散します、このように花粉
症を引き起こす植物の種類はたくさんあり、季節によって飛ぶ
時期も異なります。一般的に、春にはスギやヒノキが、夏はイ
ネやシラカンバ、秋にはブタクサ、ヨモギが、冬にはスギがた
くさん飛散します。

スギやヒノキ花粉のイメージが強い花粉症ですが、一年中花粉
症の原因となる花粉は飛散しています。風邪と思っていても実
は花粉症かも知れません。




花粉の飛散時期と飛散量!2017年傾向を紹介!

ではここで、気になる2017年の春のスギ花粉の飛散量をご紹介
しましょう。花粉の飛散量は、前年度の日照時間と関係してい
ます。夏の日照時間が長いと翌年の花粉飛散量が増える傾向に
あります。

そして、花粉量が多かった年の翌年には花粉飛散量が少なくな
る傾向にあると言われています。2016年の夏の日照時間ですが、
全国各地ともに平年並みか、もしくは長めでした。
ですから2017年春の花粉飛散量は増える見込みです。
さらに、2016年は東海から九州にかけての西日本では花粉量が
少なめだったので、西日本では昨年よりも1.5倍から2倍の花粉
飛散量になると予報されています。東日本の花粉量は平年並み
と予報がでています。では、スギ花粉の飛散時期です。

スギ花粉の飛散開始は、九州では2月上旬頃からスタートし、
関西や関東では2月中旬頃から、東海では2月下旬頃から、東北
では3月上旬頃、北海道では4月上旬頃からと予想されています。

西日本では平年並みか若干早めで、東日本では平年並みか若干
遅くなるとされています。


花粉症対策は早めに始めよう!

春には特にスギ花粉が多く飛散しますから、早めの対策を始め
ましょう。市販薬や病院での花粉症治療もありますが、自宅で
出来る簡単なセルフケアでも花粉症対策はできます。辛い鼻の
症状などのアレルギー対策では、自律神経を整えることが大切です。

十分な睡眠をとることや適度な運動を心がけることで、ストレ
スが軽減されて自律神経を整えることができます。また、体力
が上がるので免疫力も高まります。そしてバランスの良い食事
を摂ることも大切です。

暴飲暴力やアルコールの飲みすぎは体に大きな負担となります。
栄養バランスの良い食事を心がけて、民間療法として花粉症に
良いとされる食品も取り入れると良いでしょう。ヨーグルトの
乳酸菌や甜茶、青汁などが有効であるとされていますが、これ
は個人差もありますし即効性が期待できるものではありません。

健康のためにコツコツ続けると良いでしょう。また、花粉が飛
散する時期には花粉が付着しやすい素材の洋服は避けましょう。
ツルツルとした素材がおすすめです。家に帰ったら洋服や髪の
毛をしっかり払って、花粉をはたき落としましょう。

うがいや洗顔も徹底しましょう。さらに室内での飛散を防止す
るためと、喉の痛みを軽くするために加湿器を利用するのもお
すすめです。外出する際には、帽子やマスク、花粉対策のメガ
ネなども着用して花粉対策を行いましょう。


まとめ

2017年春のスギ花粉対策は2月くらいから始めましょう。辛い
鼻水や鼻づまり、くしゃみも徹底した花粉対策で軽くすること
ができます。

シェアありがとうございます

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