肩こりの原因は?解消法はあるの!
肩こりが酷くて辛いとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
日本人の多くが肩こりに悩まされていると言われているのです
が、その原因や解消法について調べてみましたよ。
肩こりの原因は人によってさまざまで、解消法もそれによって
違ってくるので自分にあてはまるものを見つけて下さいね。
肩こりの原因は?
肩こりと一口に言っても症状の感じ方や原因も人によって実に
さまざまなのです。肩から首にかけての筋肉が何かしらの原因
で緊張して起こるのが肩こりです。
重たい感じ、張っている感じ、ジンジンする、痛い、だるい、
冷たいなどのように肩こりの症状の感じ方も人それぞれです。
感じ方も違えば、肩こりになる原因も違うのですね。
肩こりの主な原因としては大きく4つあると言われていますよ。
まず挙げられるのが、長時間同じ姿勢を保っていることです。
長時間のデスクワークをしていたり、事務作業をしてたりして
いる人に肩こりが多くみられるようですね。
長距離の運転も肩こりの要因になりますね。
このような作業をしている時には、首が前に突き出されて両肩
はすぼんだ姿勢になっていませんか。このままの姿勢が続けば
肩から首にかけての筋肉がどんどん緊張していくのです。
長い時間、同じ姿勢が続くことで筋肉は次第に疲労してきて血
流も悪くなり、肩こりの症状が現れてくるのですね。
眼精疲労も肩こりの原因になりますね。
仕事でなくても今はスマホやタブレット、パソコンなどで細か
い文字を読み続けるシーンが増えていますね。小さな字を集中
して読み続けていると、目と目の周辺の筋肉が緊張します。
それと同時に肩や首にかけての筋肉も緊張していくので肩こり
になるのです。また、じーっと集中して文字を読んでいると瞬
きの回数も減ってきますね。目が乾燥するドライアイになり、
これも眼精疲労の原因で肩こりにつながりますよ。
肩こりと運動不足は関係ないように思えるのですが、実は大い
に関係していますよ。心臓から全身に血液は運ばれていますが、
これは心臓のポンプ作用が働いているからですね。
心臓のポンプ作用で血管から血液が全身へと運ばれているので
すが、同様に筋肉にもポンプ作用の役割があるのです。筋肉が
収縮して弛緩することによって、身体の末端にまで血液を送り
届けることができているのです。
しかし運動不足になると筋肉量が低下するので、この収縮と弛
緩というポンプ作用も十分に働かなくなります。血流が悪くな
ると、酸素や栄養がしっかりと運ばれなくなりますね。
疲れやすなり、さらに肩こりにもなりやすくなるのです。
そして、精神的なストレスも肩こりの原因になっていますよ。
人間関係や仕事などさまざまなストレスを感じると全身の筋肉
が緊張しています。血管も収縮してしまうので血流が悪くなり、
筋肉疲労による肩こりになるのです。
この4つが肩こりの主な原因ですが、他にも低血圧や貧血、肥
満、かみ合わせなどの問題で肩こりにつながることもあります
よ。
肩こりストレッチをするには?
肩こりの解消に有効なのが肩甲骨はがしというストレッチです。
このストレッチは1日3分で出来る簡単なストレッチで、肩こり
や眼精疲労、便秘などにも効果的なストレッチですよ。
道具も不要でいつでもどこでも出来ることも魅力です。
肩甲骨の動きと上半身の動きは連動しているので、肩甲骨の動
きが悪くなれば、上半身の動きも悪くなり不調が現われやすく
なるのでね。肩甲骨を意識することは少ないかも知れませんが、
肩甲骨の動きが悪くなっている人が多いようです。
肩甲骨ストレッチは肩甲骨を動きやすくするストレッチですよ。
まず、左右の腕を背中側で上下に組んでみましょう。手が重な
らない人も多いのではないでしょうか。まず、左右の肘を曲げ
て肩の上に手のひらを置いて肩を回して準備体操をしましょう。
次に左右の肘を胸の高さくらいで曲げて、そこから両腕を真上
に伸ばしてそして下に降ろします。腕を胸の高さで開いたまま
で、上半身だけを左右にひねります。ここまでが1セットで、
これを3セットから5セットくらい行ってみましょう。
次は両腕を後ろで組んで、腕をそのまま上げていきましょう。
そのまま上半身を左右にひねります。これを1セットにして3セ
ットから5セット行ってくださいね。終わったら準備体操と同
じ肩回しをして整理体操を行います。
これが肩甲骨ストレッチです。最初に行った肩甲骨周りの柔軟
性をチェックしてみましょう。ストレッチ前よりも手がしっか
りと重なるようになっているはずですよ。
肩こりの解消法?
肩こりを解消するためには日常生活で肩こりにならないように
工夫することも大切ですね。まずは同じ姿勢を続けないことが
大切です。長時間のデスクワークをしている方も、こまめにス
トレッチをして肩や首周りの筋肉の緊張をほぐすことが大切ですよ、
眼精疲労も同様に、ときどき休憩させてあげることが大切ですね。
目薬を差したり目を閉じるだけでも有効です。運動不足の方は、
散歩やウォーキングなどの軽い運動を心がけると良いですね。
軽い運動はストレス解消にもなるので、ストレスからの肩こり
にも効果的です。
肩こりはさまざまな原因が重なって起こっていることも多いで
すから、これらのことに気を付けて生活してみて下さいね。
パソコンやスマホ、デスクワークや運動不足と、肩こりの原因
はとても身近なものばかりです。
まとめ
目や肩、首への緊張が肩こりの原因になっているので、ここで
紹介したストレッチなどで定期的にほぐしてあげましょう。