口内炎に効く食べ物?できる原因?

公開日:  最終更新日:2018/09/04

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食事のたびにしみて地味に痛いのが口内炎ですね。口内炎は口の中の粘
膜や舌に発生する炎症で、その原因はさまざまです。

知らず知らずのうちに出来てしまう口内炎ですが、原因や効果のある食
べ物などについてご紹介しましょう。



舌に口内炎ができる原因?


口内炎は気が付くと口の中のさまざまな場所に発生していますね。

中でも特に辛いのが舌に出来る口内炎です。味覚を感じたり熱さや冷た
さを感じたり、食べ物が喉を通過するのを助けたりといった働きが舌に
はあります。

または、言葉を発しする上でも舌には大切な役割があります。
普段の食事や会話を円滑にできるのは舌が健康だからです。

しかし舌に口内炎が出来てしまったら、食べ物や飲み物がしみて痛みを
感じますね。

少しの動きでも痛みを感じて言葉を発するだけでも刺激となります。

たかが口内炎と思ってしまいますが、舌に口内炎が出来ると日常の様々
なシーンで支障をきたすことになってしまうのです。

ではどうして舌に口内炎が出来てしまうのでしょう。
舌に口内炎が出来てしまう原因で多いのが外傷によるものです。

歯の鋭利な部分や噛み合わせが合っていない義歯などが少しずつ長年に
わたって舌や粘膜にダメージを与えます。

舌や粘膜の血行が悪くなるために、次第に触れただけでも痛みを感じる
ようになります。

これを褥瘡性潰瘍(じょくそうせいかいよう)と言い、舌に口内炎が出
来る大きな原因となっていますよ。

または食事の際などに誤って舌を咬んでしまったり傷つけてしまうこと
でも口内炎が出来ます。

血豆が出来て、触れるたびに痛みを感じますね。ウイルス感染によって
も舌に口内炎が出来ます。

単純ヘルペスウイルスや帯状疱疹、アデノウイルスや手足口病など、さ
まざまなウイルスが口内炎の原因となります。

ウイルス感染による口内炎のことをウイルス性口内炎と言います。

ウイルス性口内炎になると水疱も形成され、さらにそれが破れて潰瘍が
形成されたり強い痛みも起こります。

免疫力の低下や、ウイルス感染者との接触がウイルス性口内炎の原因と
なります。

貧血やビタミン不足によっても舌に口内炎が出来ますよ。
貧血やビタミン不足に陥ると平滑舌になることがあります。

平滑舌とは舌についている舌乳頭が委縮してしまい、紅く腫れて光沢の
ある舌になると同時に痛みや味覚障害を伴う疾患です。

他に抗生物質やステロイドを長期間服用することや体調不良が原因で舌
に口内炎が出来ることもあります。



口内炎に効く食べ物?


口の中や舌に口内炎が出来ると食べ物や飲み物がしみて痛みも感じるの
で、食べる事自体が苦痛になってきますね。

しかし食事で栄養をしっかり補給しないと免疫力がさらに低下して、口
内炎を長引かせることにもなります。

口内炎が出来たときに積極的に摂りたい食べ物があります。

口内炎はビタミン不足の影響が大きいです。粘膜を丈夫にしてくれるビ
タミンは、ビタミンB2やビタミンB6、ビタミンA、ビタミンCなどです。

これらの栄養が豊富な食べ物を積極的に食べるようにしましょう。

ビタミンB2は、ウナギやレバー、サバやイワシ、納豆などに多く含まれ
ていますよ。

ビタミンB6は、レバーやマグロなどの魚の赤身、ひまわりの種やピーナ
ッツ、バナナなどに豊富です。

ビタミンAは、ほうれん草やカボチャ、人参などの緑黄色野菜に豊富で、
ビタミンCは、イチゴやレモン、ブロッコリーやパセリなどに多く含ま
れていますよ。

これらの食べ物を積極的に摂りたくても、口内炎の時には硬いものが食
べづらいですから調理方法にも工夫しましょう。

これらの食材を使ってスープやシチュー、お粥や茶わん蒸しなどを作っ
てみましょう。

柔らかくすることで食べやすくなりますね。

口内炎のできる原因?


口内炎と一口に言っても、出来る場所や症状はさまざまです。
口の中の粘膜や舌に起こる炎症が口内炎です。

白い膜状のものが出来て触れると痛みがあったり、ただれて赤くなり食
事をすればしみたり痛みがあったりと症状はさまざまです。

口内炎にはいくつかの種類に分けることができますよ。

最も一般的なのがアフタ性口内炎で、はっきりとして原因は不明です。
表面は白くて周囲は赤い腫瘍ができる口内炎です。

自分の歯で粘膜を傷つけたり義歯が当たることで赤く炎症を起こすのが
カタル性口内炎です。

ヘルペスウイルスなどのウイルスが原因の口内炎がウイルス性口内炎で
す。

カビの一種であるカンジダ菌が増殖することが原因となるのが口腔カン
ジダ症です。

口腔カンジダ症になると口の中に白い苔状のものが出来て放置しておけ
ば口全体に広がりますが、あまり痛みはありません。

口内炎で最も多く見られるアフタ性口内炎は触ると痛く、酸っぱいもの
や塩辛いものを食べると痛みが増すのが特徴ですよ。

原因ははっきりと分かっていないものの、睡眠不足やストレス、過労、
バランスの悪い食生活などが引き金となることが多いようです。

舌にできた口内炎?


舌には先ほども紹介したアフタ性口内炎やカタル性口内炎、ウイルス性
口内炎や口腔カンジダ症などあらゆる口内炎が発症します。

最も多く見られるアフタ性口内炎の場合には、舌の表面や側面だけでな
く、舌の根元や裏側にまで出来ることもありますよ。

食事中に間違って舌を噛んでしまったことや、過労やストレス、ビタミ
ン不足などのいくつかの原因が重なって起こっていることも多いでしょ
う。

食事の時にも普段の会話でさえも苦痛を伴うのが口内炎です。
そのまま放置しておいても1週間くらいで治ることがほとんどです。

しかし少しでも早く治すためには、うがい薬や歯磨きやうがいで口の中
を清潔に保ったり、ビタミン不足にならないよう栄養バランスにも気を
つけましょう。

疲労やストレスも口内炎の原因となるので、十分な睡眠や休養も心がけ
ましょう。

口の中の粘膜や舌に出来る口内炎はとても厄介なものですが、ストレス
やビタミン不足のサインです。

まとめ


免疫力を高めるためには、栄養バランスや十分な睡眠が大切ですから普
段の生活習慣を見直してみましょう。

シェアありがとうございます

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