肺の血栓塞栓症の症状?血栓症の原因?

公開日:  最終更新日:2018/09/04


血管が血の塊によって閉鎖されて起こる血栓症は、身体のさまざまな部
位に起こる可能性があります。

血栓症が起こる部位によって症状もさまざまですが、最悪のケースでは
死に至ることもある怖い病気です。

ここでは肺や足などに血栓症が出来た場合の症状についてご紹介しまし
ょう。

スポンサーリンク



肺の血栓塞栓症の症状?


肺血栓塞栓症(はいけっせんそくせんしょう)は、心臓から肺に血液を
送っている肺動脈に起こる血栓症です。

塞栓子と言われる血の塊が詰まってしまい、肺動脈の流れが悪くなり閉
塞してしまう病気です。

肺血栓塞栓症になると突然息切れが始まったり、胸の痛みが起こったり、
咳などの症状が現れるようになります。

血栓が小さい場合には症状が現れないこともありますが、反対に血栓が
大きく太い血管に詰まってしまうとショック症状が起こり死に至るケー
スもあるのです。

他に下肢のむくみや痛みなどの症状が起こることもありますよ。

肺血栓塞栓症が起こる原因はさまざまで、航空機などに長時間座ってい
ることで起こるエコノミークラス症候群もその一つです。

長時間同じ姿勢を保つために下肢の血液が固まり血栓ができ、飛行機か
ら降りる際に立ち上がった時に血栓が血液の流れで移動して肺動脈を閉
塞してしまうのです。

また、病気や手術などで長い期間寝たきりの状態になっている人も同様
に血液の流れが悪くなるので血栓を作りやすいです。

遺伝や加齢、薬剤の影響でも血栓が出来やすいと言われていますよ。

下肢静脈 血栓症 症状


下肢静脈血栓症は、深部静脈血栓症とも言われるもので、足の血管に血
の塊が出来て血管を塞いでしまう病気です。

下肢静脈血栓症に似たものに下肢静脈瘤があります。

下肢静脈瘤は下肢の静脈が太く浮き出ている症状のことで、こぶ状のも
のや網目状のものなどさまざまなタイプがあります。

足のむくみや色素沈着、皮膚のただれなども起こり、足がつったりこむ
ら返りなども下肢静脈瘤の症状で治療が必要になるケースもあります。

この下肢静脈瘤が下肢静脈血栓症を発症する危険因子になるのかはまだ
はっきりと分かっていません。

しかし下肢静脈瘤がある人は、無い人よりも下肢静脈血栓症になりやす
いと言われていますよ。

下肢静脈血栓症は、エコノミークラス症候群とも言われています。

足で出来た血栓そのものが怖いというよりも、その血栓が肺や脳に行き
肺梗塞や脳梗塞を引き起こすのがとても怖い病気です。

下肢静脈血栓症の初期症状は無痛で気が付かない人がほとんどです。

足の静脈に血の塊が出来ても痛みもなく、初期の段階で気づく人はまず
いません。

無痛の初期段階から症状が進むとふくらはぎが腫れてきますよ。
つま先や足首、ふくらはぎ、太ももなどが腫れてきます。

さらに悪化していくと足がむくむようになりますよ。

これは血液が重力に逆らって流れるために働いている足の静脈にある弁
が壊れてしまうからです。

弁が壊れることで、足の血液が心臓まで戻りにくくなり血液が足に溜ま
りやすくなるのでむくみが生じます。

足の腫れやむくみが悪化すれば、痛みも発生してきます。
じんわりと痛み、押すと痛みが増すという特徴があります。

さらに皮膚が荒れたり、重症になれば足にコブのような瘤(りゅう)が
出来てきます。

そしてより症状が進めば肺の血管を詰まらせる肺塞栓症を引き起こす危
険が出てきます。

胸の痛みや息切れなどの症状が見られたらかなり危険です。

深部静脈の血栓症の観察項目?


下肢静脈血栓症は、深部静脈血栓症とも言われています。

深部静脈血栓症かどうかを観察するための項目には、血液検査や画像検
査があります。

中でも重要なのが肢静脈超音波検査や凝固線溶マーカーと言われる血液
検査です。

これらの観察項目で深部静脈血栓症が疑われた場合には、造営CT検査な
どの画像検査でさらに詳しく検査していきます。

深部静脈血栓症の治療では、血栓溶解剤や抗凝固薬などが使用されます。
他に特殊なストッキングを使用する治療法もありますよ。

弾性圧迫ストッキングと言われる見た目は普通のストッキングなのです
が、これが深部静脈血栓症の治療に役立ちます。

締め付け感が非常に強いストッキングで、足の静脈の血液を持ち上げる
のをサポートするのですね。

深部静脈血栓症の症状が重い場合には人工心肺や外科手術が必要になる
場合もあります。

スポンサーリンク



血栓症の原因?


血管が血の塊で閉塞される病気が血栓症ですが、これにはいくつかの原
因が考えられます。

まず血液のうっ滞です。

長時間、同じ姿勢でいるために下肢の血流がうっ滞するエコノミークラ
ス症候群も血栓症の一つです。

同じ姿勢で長時間座っている、寝ているなど、なにかしらの原因で血流
が阻害されることで血流にうっ滞が生じて血栓が出来やすくなります。

また、血液の粘稠度も問題になりますよ。

脂質異常症があったり脱水症状がある場合には血液の粘稠度が増してし
まうので、血の塊が出来やすくなります。

血栓症を引き起こしやすい病気もあります。
生まれつき心臓に異常のある先天性心疾患のある人や心筋症の病気です。

心臓の機能が低下して、血液の流れに乱れが生じやすいのです。

血栓症を予防するためには、同じ姿勢でいることが多い人は足をマッサ
ージしたりして足を動かすことが大切です。

また動物性の脂肪が多い食生活も問題になるので、青魚や野菜の多い和
食中心の食生活を心がけることも大切ですね。

血栓症は飛行機に乗る人だけでなく、長時間の作業や事務仕事などをす
る方も起こりやすい病気です。

まとめ


突然死の危険もある病気ですから、たかがむくみと放置しないでマッサ
ージなどを心がけるようにしましょう。

スポンサーリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑