痛風 原因はどうなの?治療法どうするの?

公開日:  最終更新日:2018/03/09



ある日突然、足の親指のつけ根部分に強烈な痛みが起こるのが
痛風です。風が吹いても痛いことから痛風という名前がついて
いますよ。

日本では実に60万人から70万人も痛風患者がいると言われてい
ますが、ここでは原因や治療法についてご紹介しましょう。


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痛風 原因?

痛風と言えば、中高年男性特有の悩みというイメージを持って
いる人も多いでしょう。実際、日本に60万人から70万人もいる
と言われている痛風患者のうち、98%が男性であると言われて
いますよ。

痛風の予備軍とされる高尿酸血症の人は、痛風患者の10倍にも
のぼる600万人から650万人もいると言われていますから驚きで
すね。風が吹いても痛いと言われる痛風ですから、その痛みは
経験した人にしか分からないものでしょう。

足の親指のつけ根に強烈な痛みが起こり、1時間から2時間くら
い経過すれば足の甲がパンパンに腫れて風が吹いただけでも激
痛が走るのです。これが痛風特有の発作なのですが、痛風患者
のほとんどは男性で特に40才以上に多く見られますよ。

痛風で悩まされる人が最近急増しており、20代後半の若い世代
にも広がっているようです。ではどうして痛風が起こるのでし
ょう。痛風は、体内の尿酸量が増えすぎてしまうことが原因で
す。食品の中にはプリン体という物質を含むものがあります。
プリン体が代謝されると激痛をもたらす尿酸へと変化します。

しかし、プリン体自体は悪者ではありません。プリン体は代謝
されると身体のエネルギー源となり、血液中にも一定量の尿酸
が含まれています。体内の尿酸量はほぼ一定に保たれています。

1日に作り出される尿酸とほぼ同じ量の尿酸が排泄されている
ので問題はありません。しかし何かしらの原因で、尿酸が増え
てしまうと痛風の予備軍と言われる高尿酸血症となるのです。
血液中の尿酸が増える原因は、遺伝や食生活が関係していますよ。

血液中の尿酸濃度が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症となります。
8.5mg/dl以上になれば、痛風発作がいつ起こってもおかしあり
ません。高尿酸血症になると、血液中には溶けきれない尿酸が
結晶になります。

結晶となった尿酸が足のつけ根の関節部分に沈着するので、激
しい痛みという発作を起こしてしまうのですね。激痛の元にな
っている尿酸は、プリン体が原料となっているのでプリン体を
多く含む食品を食べることが大きく影響していますよ。

プリン体を多く含んでいる食品は、魚やお肉の内臓や干物です。
アルコールはそれ自体が尿酸を作り出し尿酸の排泄を抑制して
しまうので、お酒の飲みすぎも要注意です。食事量が多く肥満
の人や、仕事などのストレスを多く抱えている人も痛風になり
やすいと言われていますよ。


痛風 初期症状?

血液中の尿酸濃度が高くなる高尿酸血症になっても、すぐに痛
風の発作に襲われるわけではありません。痛風発作が起こるま
でには最低でも8年ほどはかかっていると言われていますから、
激痛に襲われる前に初期段階で何とかしておきましょう。

高尿酸血症から痛風に至るまでには、無症候性高尿酸血症期、
急性痛風発作期、慢性結節性痛風期という3つの段階があります。
無症候性高尿酸血症期の段階は、痛風特有の激痛はありません。

高尿酸血症が続けば次第に尿酸が結晶となり、関節に沈着して
いくようになります。急性痛風発作期は、足のつけ根に激痛が
走る痛風発作が起こる時期です。高尿酸血症をそのまま放置し
ておけば、発作の頻度が増すと同時にその間隔も短くなります。

慢性結節性痛風期になると痛風発作も頻発するようになり、尿
酸の結晶が関節以外の皮下組織にまで広がる痛風結節を発症し
てしまうケースもあります。痛風の発作が起こる前の無症候性
高尿酸血症期が、痛風の初期と考えられます。

特に症状や痛みもありませんが、健康診断で尿酸値が高いこと
で分かります。無症候性高尿酸血症期から突如、痛風発作を起
こすケースがほとんどですが、中には発作の起こりはじめの時
期に違和感を感じる人も言います。

足が重たいなどの違和感が前触れとして感じる人もいるようで
す。健康診断で高尿酸血症であると分かったら、早めに食生活
を見直して尿酸値を正常値に戻すようにしましょう。


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痛風 治療法どうするの?

痛風の発作は夜中から早朝の時間帯に起こりやすいと言われて
いますよ。突然襲われる足のつけ根の激痛に、ついついもみほ
ぐしたりしたくなりますが、これは炎症を悪化させることにな
ります。

発作に見舞われたら、動かしたりもみほぐすのは厳禁で安静に
しておくのが一番です。痛みのピークを過ぎて歩けるようにな
ったら早めに病院に行きましょう。痛風外来や整形外科などが
専門となります。

病院で検査してもらい痛風と診断されたら、炎症や痛みを抑え
るための非ステロイド性抗炎症薬やステロイド薬が処方されま
す。尿酸値を下げるための治療は、発作の痛みが完全に治まっ
てから行われます。

痛風の治療では、発作の痛みを取るだけでは不十分です。発作
の原因となっている尿酸の増えすぎを改善していくことが大切
ですね。痛風の治療では、プリン体を多く含む食品やアルコー
ルを控えること、ストレスなども溜めないようにするなどの生
活習慣の見直しが大切です。

生活習慣の改善と同時に、尿酸降下剤の薬物治療で痛風を改善
していきます。痛風の激痛に見舞われてしまう前に、尿酸値が
高いと分かったらまずは食生活を見直してみましょう。


まとめ

痛風から尿路結石、痛風結節、腎障害などの怖い合併症を引き
起こす可能性もあるので早めに改善していきましょう。

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