白血病の原因?治療はどうするの?

公開日:  最終更新日:2018/03/07



私たちの身体の中にはたくさんの血液が流れていますが、その
血液がガンに侵されてしまうのが白血病です。死の危険もある
怖い病気というイメージがある白血病ですが、どのような病気
なのか詳しく知らない方も多いでしょう。

ここでは白血病の原因や治療法、症状についてご紹介しましょう。


スポンサーリンク



白血病 原因?

胃や肺、肝臓などさまざまな臓器が何かしらの原因でガンに侵
されることがありますが、血液も同様にガンに侵されると血液
のガンになります。白血病は血液のガンのことです。私たち人
間の体内には、実に体重の13分の1の量の血液が流れていると
言われていますよ。

体重が50キロの人であれば、およそ4リットルもの血液が流れ
ています。この血液は心臓のポンプ機能によって全身に送り出
されています。血液の中には新鮮な酸素や栄養分が含まれてい
て、これを全身の各細胞に供給しています。

また、各細胞で不要になった老化物を運び出す働きもあります。
この血液は、血漿と血球という2つの部分で構成されていて、
血球にはお馴染みの赤血球や白血球、血小板の3つの成分があ
ります。

それぞれに寿命が違って、赤血球はおよそ4か月で白血球はお
よそ7時間、血小板はおよそ1週間と言われていますよ。寿命の
長さはそれぞれ違いますが、常に一定の数でバランスが保たれ
ています。

人間の細胞内には、この一定のバランスで血液が作られる造血
作用があり、血液中の成分がコントロールされています。血液
は、骨の内側にある骨髄という場所で作られています。その際
に何かしらの原因で血液中の成分を調整する機能が異常をきた
してしまうと問題が起こります。

血球が増え続けてしまうという異常が起こります。このように
ガン化した細胞のことを白血球細胞と呼びます。これが骨髄の
中で増殖していくと、やがて骨髄を占拠してしまうようになり
ます。

そうなると正常な血液細胞はどんどん減少していきますから、
さまざまな不調が現れてきます。白血病という名前ですが、白
血球ばかりが増え続ける病気ではなくて、赤血球や血小板が増
え続けてしまうこともあります。

白血病だけでなくガンという病気は、どれも一般的に染色体や
遺伝子に何かしらの原因で傷がつくことが原因で発症すると言
われていますね。染色体や遺伝子にどうして傷がつくのかと言
えば、放射線や化学物質、ウイルスなどの影響が考えられてい
ます。

しかし、それらがどのように影響してガンになるのかの仕組み
は完全に分かっていません。白血病はガン化した細胞のタイプ
によって骨髄性とリンパ性に分けられていますよ。また、病気
の進行具合や症状により急性白血病と慢性白血病に分けられて
います。


スポンサーリンク



白血病 治療?

急性白血病と慢性白血病の2種類があると紹介しましたが、そ
れぞれ治療法が異なります。基本的に治療が必要となるのは急
性白血病の方です。慢性リンパ性白血病の場合には自覚症状が
見られないこともあって、その場合には経過観察のみとなるケ
ースもありますよ。

急性骨髄性白血病や急性リンパ性白血病を発症した場合には、
症状の進行が早いですから出来るだけ早い段階で治療を始める
ことがとても大切です。これらの急性白血病の代表的な治療法
には、化学療法と造血細胞移植、放射線療法という3種類があ
ります。

化学療法は抗がん剤を用いた治療法で、急性骨髄白血病の基本
的な治療法となりますよ。この化学療法による治療には、3つ
の段階があります。初回寛解導入療法からスタートして、強化
療法が行われ、最後に寛解維持療法が行われます。

寛解導入療法は、ガン治療で有名な抗がん剤治療のことです。
非常に強い抗がん剤を身体に投与することで、ガン化された白
血病細胞の数を一気に減らしていきます。初回寛解導入療法の
効果によって白血病細胞が減少します。

この状態を保つために行われるのが強化療法です。ここでは強
力な抗がん剤と、身体への負担の軽い抗がん剤を、症状を見な
がら組み合わせて治療が進められます。身体の中に残っている
白血病細胞をここで徹底的に除去してきます。

寛解維持療法は、ここまでの治療で身体の中から白血病細胞が
ほとんどなくなった状態になっていますから、それを維持する
ための治療になります。1年から2年ほど定期的に通院して、身
体への負担が軽い抗がん剤を投与して徹底的に白血病細胞を消
し完全治癒を目指します。


白血病の症状?

白血病には急性と慢性の2つのタイプがあり、さらに骨髄性白
血病かリンパ性白血病があります。同じ白血病でもこれらの違
いによって症状も異なってきますよ。急性白血病はその名の通
り急激に症状が現れるのが特徴です。

ある日突然何の前触れもなく、傷口からの血や鼻血が止まりに
くくなる、あざが出来る、歯茎から出血するなどの症状があれ
ば要注意です。また白血球が減少するので免疫力も低下します
から、ウイルスや細菌にも感染しやすくなります。

感染病による発熱を起こしやすくなります。症状がゆっくりと
進行していくのが慢性病です。慢性リンパ性白血病は先ほども
紹介したように初期症状がほとんどありません。初期症状とし
てリンパの腫れが見られますが、痛みがないので気がつかない
人も多いです。

進行すれば、微熱がいつまでも続いたり倦怠感、寝汗などの症
状が出てきます。また治療が行われないケースもあります。慢
性骨髄白血病の場合には、数年後には100%確率で急性白血病
になると言われています。

慢性リンパ性白血病でも初期症状が見られないことも多いです。
身体の倦怠感や体重の減少、寝汗などの症状が現れることも多
いです。いずれにしても慢性白血病の場合には、健康診断で白
血球の数値の異常などで発見されることがほとんどです。


まとめ

急性白血病の場合には早期発見と早期治療が大切です。定期的
に健康診断を受けると同時に、出血が止まらないなど普段とは
違う症状があれば医師に診てもらうことが大切です。

スポンサーリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑