粉瘤の原因?粉瘤の手術?

公開日:  最終更新日:2018/03/03


皮膚の良性腫瘍である粉瘤(ふんりゅう)は、一見ニキビのよ
うにも見えます。粉瘤は年齢や性別に関係なく誰でも出来る可
能性があり、そのまま放置しておけば次第に大きくなります。

どうして粉瘤が出来てしまうのが、また病院ではどのような治
療を行い手術は必要なのかなどを詳しくご紹介しましょう。


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粉瘤の原因?

粉瘤はアテロームとも呼ばれるもので、おできとも呼ばれるも
のです。顔やお尻、背中や耳の後ろなどあらゆるところに出来
る可能性があり、ニキビのようにも見えます。

ニキビかと思っていたらなかなか治らなかったり大きくなって
いくようなら粉瘤の可能性が高いですね。粉瘤は皮膚の良性腫
瘍です。何かしらの原因で皮膚の下に袋状の構造をした、のう
胞と呼ばれるものが出来ます。

その中にターンオーバーではがれ落ちるはずの古い角質が蓄積
されたものが粉瘤です。身体のあらゆる場所に出来る粉瘤です
が、顔や頭、首や耳などの頭部や背中やお尻に出来やすいです。

初期段階では皮膚表面にはそれほど盛り上がりはないものの、
袋の中に古い角質や皮脂などがどんどん蓄積されるので次第に
大きくなっていきますよ。半球状に盛り上がったニキビのよう
なしこりが見られるようになります。

数ミリから数センチ、さらに大きくなれば数十センチほどにも
なることもあるので要注意です。盛り上がりの真ん中にはへそ
と呼ばれる黒い斑点が出来ることも特徴で、痒みや痛みは伴わ
ないことがほとんどです。

しかし細菌が侵入して感染し膿が溜まれば痛みが出てきて赤く
腫れ上がりますよ。どうしてこのような粉瘤が出来てしまうの
かと言えば、ウイルス感染や外傷などが原因ではないかと言わ
れています。

毛根を構成している毛漏斗が原因ではないかとも考えられてい
ます。毛漏斗とは、毛包上部にある毛漏斗部と呼ばれる毛穴の
出口辺りの皮膚がめくりかえって袋状のものが出来るものです。

しかし毛穴のない足の裏などに粉瘤が出来ることもあり、その
多くは原因がはっきりと分かっていません。生まれ持った体質
も影響していると考えられていて、粉瘤が多発するような場合
は体質的な問題かも知れません。


粉瘤の治療?

粉瘤は良性腫瘍ですから、必ずしも治療が必要というわけでは
ありません。しかし一度粉瘤が出来てしまうと自然に治ること
はありません。大きさはそのままで留まることもありますが、
次第に大きくなっていくことも多いので見た目も悪くなります
ね。

また粉瘤をそのまま放置しておけば、感染などで炎症を起こし
痛みが発生したり急激に大きくなるケースもありますよ。こう
なると完治するまでに時間も長くかかります。さらに傷跡も残
りやすくなるので注意が必要です。

自然治癒はなく悪化する可能性が高い粉瘤ですから、もしも出
来てしまった場合には皮膚科や美容皮膚科で診てもらうように
しましょう。粉瘤の治療は保険が適応されるので、治療費が高
額になることはありませんよ。

小さいうちから治療すれば改善するのも早いので、早期治療が
おすすめです。


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粉瘤の手術?

粉瘤を根本的に治療するためには手術が必要です。粉瘤の袋を
取り除く手術をしない限り、回復は一時的なものになってしま
います。粉瘤の袋があるうちは再発する可能性がありますから、
手術をしてきれいに取り除くことが大切ですよ。

手術と言っても大きな手術ではありません。炎症を起こしてい
ない軽度の粉瘤であれば、短時間の外来での手術で取り除くこ
とができます。手術の方法には小切開摘出術やヘソ抜き法があ
ります。

小切開摘出術は、粉瘤の中心部分にある穴から皮膚を小さく切
開して嚢腫を袋ごと引っぱり出す方法です。最後に皮膚を縫合
して終了します。ヘソ抜き法は、特殊なパンチを使ってヘソ抜
き法に穴を開けてから嚢腫の内容物のみを抜き出して、最後に
袋を取り除きます。

パンチで開けた穴は縫合する場合としない場合があります。
炎症を起こしている粉瘤は、腫瘍自体が大きくなっているので
傷跡が大きくなったり再発しやすいというリスクがあるのです
ぐに手術が出来ません。

ですからまずは皮膚を切開して粉瘤の内容物だけを取り出します。
これだけでも痛みも軽くなり破裂する危険もなくなりますが、
袋がそのまま残っているのでまた炎症を起こす可能性があります。
数か月してから改めて粉瘤の袋を摘出する手術が行われます。

粉瘤が炎症を起こさず小さいうちに手術をすれば、局所麻酔で
の日帰りの手術で済みます。しかし、経過を診なければいけな
いので通日ほど通院が必要になってきます。

比較的簡単な手術によって完治出来る粉瘤ですが、皮膚にメス
を入れたり穴を開ける手術になるので、どうしても傷跡が残っ
てしまいます。炎症を起こし大きくなっていれば傷跡もさらに
大きくなる可能性がありますね。

痒みや痛みもなくニキビのような粉瘤は、はじめのうちは見過
ごされることが多いのですが、出来るだけ早い段階で治療を受
けることが大切ですよ。粉瘤は誰でも出来る良性の腫瘍ですが、
そのまま自然に治ることはありません。


まとめ

炎症を起こせば痛みも出てきますし、手術後の傷跡が残るとい
うリスクもあるので早めに治療しましょう。

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