睡眠障害の原因は?治す方法は?

公開日:  最終更新日:2018/03/02

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夜寝ているのに朝の目覚めが悪い、なかなか寝付けない、など
の症状が長く続くようなら睡眠障害を起こしています。
睡眠障害の症状もさまざまで、原因も人によって異なります。

辛い睡眠障害の原因や症状、そして自宅で出来る改善方法など
についてご紹介しましょう。




睡眠障害の原因は?

不眠症とも言われる睡眠障害は、日本人の実に5人に1人が悩ま
されていると言われていますよ。熟睡できない、寝付きにくい
という睡眠障害は、日常生活や健康にも支障をきたすものなの
で早めに解決していきたいですね。

日本人の多くの人が悩まされている睡眠障害ですが、原因は人
によってさまざまで複数の原因が重なりあって起こっている人
もいるでしょう。睡眠障害の原因としてまず挙げられるのは、
ストレスなどの心理的な原因です。

仕事や人間関係などの昼間のストレスや過度の緊張、興奮によ
り睡眠障害が引き起こされます。プレッシャーのかかりやすい
人やストレスの多い職場環境、人付き合いが苦手な人などが睡
眠障害に陥りやすいですね。

騒音や光、気温などの外的な環境からの影響で睡眠障害になる
人もいます。騒音が多い環境に住んでいたリ、夜中にパソコン
やスマホなどの強い光を長時間見る習慣があれば睡眠障害にな
りやすいですね。

運動不足などの生活習慣の影響で睡眠障害が引き起こされるこ
ともあります。身体を動かすことが少なかったり、太陽の光を
浴びることが少ない生活、昼と夜が逆転している生活も睡眠障
害の原因になりますね。加齢も睡眠障害の原因となりますよ。

年齢を重ねるごとにしっかり眠れなくなるという悩みを持つ人
が増えてきます。これはメラトニンの分泌が年齢とともに減少
することや、更年期障害の影響もありますね。他にタバコやア
ルコール、カフェインなどの影響も考えられますよ。

ニコチンやカフェインには交感神経を活発にして意識を覚醒さ
せる作用があるので、寝る前に摂取すれば睡眠障害になりやす
いですね。日常的にたくさん摂取している人も睡眠障害になり
やすいですよ。

アルコールは副交感神経を刺激する作用があるので、一見睡眠
障害とは関係ないような気もしますね。むしろ入眠を促してく
れる作用があるのですが、寝ている時にアルコールが分解され
るので肝臓などが活発に働きます。

そのため、途中で目が覚めたり、早く目が覚めたりといった睡
眠障害を引き起こすのですね。


睡眠障害の症状は?

睡眠障害と一口に言ってもさまざまなタイプがありますよ。
布団に入ってもなかなか寝付けないタイプは入眠障害と言われ
ています。毎日、布団に入って眠りにつくまでに30分から1時
間以上もかかるようであれば入眠障害のタイプになります。

睡眠障害の中でも一番多く見られるのがこのタイプですよ。
スムーズに眠りにつくことができるものの夜中に何度も目が覚
めたり、一度目が覚めると寝付けなくなるタイプもあります。

これは中途覚醒と呼ばれており、先ほども紹介したアルコール
を飲んでいたり、高齢者にも多く見られますね。起床したい時
間よりも早くに目が覚めてしまうタイプは、早期覚醒と呼ばれ
ていますよ。

寝つきも良く途中で目が覚めることもないのですが、早くに目
が覚めてしまうので睡眠時間が不足してしまうのが問題になり
ます。こちらも高齢者に多いタイプですね。

寝つきにも問題がなく中途覚醒や早期覚醒もないのに熟睡がで
きずに起きてからもスッキリしないタイプが熟眠障害です。
しっかりと寝ているはずなのに、熟睡できずに頭も体もスッキ
リしないのです。

見過ごされやすいタイプですが、悩まされている人はたくさん
いるでしょう。




睡眠障害を治す方法は?

睡眠障害を治すためには、それぞれの原因に合わせた対処の仕
方を行う必要がありますね。ストレスなどの心理的な問題で睡
眠障害に陥っているなら、まずはストレスを解消していくこと
が大切ですね。

自分の好きなことをして気分転換をしたり、ラベンダーやカモ
ミールなどのアロマを利用するのもおすすめですよ。寝る前に
ハーブティーを飲んだり、アロマを焚いてリラックスした時間
を持つのが有効ですね。

また、眠くなるまで布団には入らないこともポイントです。
布団に入っても寝付けない経験が積み重なれば、入眠障害が当
たり前の状態になってしまいます。これを避けるためには、気
分がリラックスして眠くなってから布団に入るようにするのが
おすすめですよ。

騒音などの環境の悪化で睡眠障害になっているなら、これを改
善していきましょう。寝室のカーテンを遮光カーテンにすれば
部屋は真っ暗になりますよ。真っ暗な部屋で寝ることは睡眠障
害の改善に有効です。

豆電球などをつけたまま寝る人もいますが、このような人に中
途覚醒や熟眠障害タイプの睡眠障害が多いと言われていますよ。
寝る前にパソコンやテレビ、スマホなどを見ないことも大切で
すね。

これらの画面から発せられるブルーライトは、交換神経を刺激
する作用があり、睡眠障害を引き起こしやすくなりますよ。
他にも、毎日同じ時間に寝て起きるという規則正しい生活を習
慣にすることも大切ですね。

特に起床後には太陽の光を浴びるのが効果的ですよ。また寝る
前のアルコールやカフェインなども控えて、眠りやすい環境作
りを心がけることが必要ですね。


まとめ

睡眠障害に悩まされている人がたくさんいますが、原因を見て
みるとすぐに改善出来ることも多いですね。健康な生活を送る
上で睡眠はとても重要なものなので、思い当たる原因があれば
改善していきましょう。

シェアありがとうございます

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