心房細動とは、原因は?心房細動を治すには?

公開日:  最終更新日:2018/03/02


心房細動はあまり聞きなれない病名ですが、比較的よく見られ
る不整脈で60歳以上の高齢者に特に多く見られます。心房細動
だけでは命の危険にさらされることはなく自覚症状のない方も
多いのですが、放置しておけば脳梗塞を発症する危険性が高い
ので注意が必要です。


スポンサーリンク



心房細動とは、原因は?

心房細動は、心臓のリズムが何かしらの原因で異常になってし
まう不整脈の一種です。心臓は左右に心房と心室という4つの
部位に分かれており、それぞれの部位の周囲は筋肉で覆われて
います。

静脈血が心臓に戻ってくると右心房から右心室を通過して、肺
で酸素を含む動脈血になります。そして左心房から左心室に入
ると、大動脈を通じで動脈血が全身に送りだされています。

この血液の循環がスムーズにできているのは、心臓の筋肉が正
常に収縮しているからです。この筋肉の動きは心臓で作られて
いる弱い電気で動く仕組みになっています。

電気が作られているのは右心房の洞結節と呼ばれるところで、
そこから刺激電動系の組織を通過して心房から心室へと伝えら
れています。電気が筋肉に伝えられてることで、心臓は動くこ
とができています。

正常な時には1分間に60回から150回程度、規則正しいリズムで
動いています。しかし、洞結節を含む刺激伝統系で何かしらの
異常が起こった時に心臓のリズムが乱れてしまいます。

本来であれば一定のリズムで動くはずが、遅くなったり早くな
ったり、あるいは不規則な動きになってしまう病気を不整脈と
言います。心房細動は、心房が細かく早くそして不規則に動く
という特徴がある頻脈性不整脈です。

高齢者に多く見られることから、心房節の老化現象が原因で起
こるのではないかと言われています。心房の筋肉に異常が起こ
ると、さらに他に新しい電気が生じたりというトラブルが発生
します。

左心房の中にある肺静脈周辺からは特に勢いのある電機が発生
しやすいことが分かっています。そこから発せされる電気によ
り、心房の中にはたくさんの電気の流れや旋回が発生するよう
になります。不規則で細かい心房の動きが起こります。

心房細動になると1分間に300回から500回もの頻度で心房が動
きます。これはけいれん状態と同じです。ただこのままの状態
で心室に伝えられることはなく、刺激電動系で調整されてから
心室に伝えるため、心室はけいれん状態にはなりません。

しかしそれでも1分間に60回から200回の不規則なリズムで興奮
が伝わりますから、心拍数も不規則になります。心房細動の原
因は、先ほども説明したように心房節の老化現象の他、心房に
負荷がかかる心臓弁膜症や高血圧性心疾患、拡張型心筋症など
の何かしらの心筋疾患があることです。

他に、高血圧や呼吸器疾患や甲状腺疾患なども原因になります
が、特にこういった基礎疾患が何もない方でも心房細動が起こ
ることもあります。


心房細動の症状は・起こしやすい人は?

心房細動は突如始まる動悸で自覚することが多いようで、他に
胸が踊るよう、もやもやする、胸が痛いといった症状が起こり
ます。

心拍が不規則で早くなるといった動悸が主な症状として現れま
すが、心拍が早くなるので心臓から血液が十分に送りだせなく
なるなり意識がもうろうとすることもあります。
吐き気やめまいといった症状も見られますが意識はあります。

心房細動だけでは死に至るようなことはありません。これらの
症状により集中力が低下したり、仕事が手につかないなど日常
生活に支障が出てきます。しかし、長引いたり基礎疾患によっ
ては脳梗塞や心不全に陥るというリスクがあります。

心房細動を起こしやすい人は、日常生活でストレスを溜め込み
やすい人です。仕事や人間関係などで精神的なストレスを溜め
込んでいる人や、不眠や不安感、緊張などが強いられる環境に
長くいる方は、それによって心房細動を起こしやすいです。


スポンサーリンク



心房細動を治すには?

心房細動を治すためには、まず高血圧や心臓弁膜症、高血圧性
心疾患などの基礎疾患がある方は、まずはそちらの治療から行
ってきます。この基礎疾患を治すだけで、心房細動も起こらな
くなるケースもあります。

基礎疾患がなかったり、基礎疾患を治療しても心房細動が治ら
ないようなら、まず発作を予防する治療が行われます。心房細
動の心拍を正常な状態に戻るための治療が行われるのですが、
薬物による治療と電気ショックを与える治療があります。

心拍数を抑える薬と心拍の乱れを抑えるため内服薬や注射があ
り、これらの薬物だけでは効き目がない場合には、身体の表面
から強い電気ショックを加える治療が行われます。このような
治療と同時に脳梗塞の予防のための治療も行われます。

心房細動は脳梗塞を発症するリスクがあるので、こちらの方が
怖いです。脳梗塞の直接の原因となる血栓ができないように抗
凝固療法が行われます。

こういった病院での治療と同時に、ストレスや不眠、疲労や飲
酒、喫煙などの心房細動の原因となるものを改めることも大切
です。心房細動は、自覚症状がとても乏しいので検診などで偶
然発見されたということが多いです。


まとめ

60歳以上の人に多く見られますが、ストレスや疲労、不眠など
が重なると若い人でも起こりますから注意が必要です。

スポンサーリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑