高齢者は不眠症になりやすい?その原因と対策は?

公開日:  最終更新日:2018/03/02


年齢を重ねるごとに身体にはさまざまな変化が起きてきますが、
睡眠も若い頃とは大きな変化が見られます。高齢者は早寝早起
きの方が多く、それだけなら問題ないのですが不眠症など睡眠
障害で悩まされる人がたくさんいます。

どうして高齢になると睡眠の質が低下してくるのでしょう。


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高齢者の睡眠は眠りが短くなる。眠りが浅くなる?

歳を取ると誰でも見た目や体力面での変化を感じてきます。
しわやシミが増え疲れやすくなり、老眼や白髪などの老化現象
と言われるものがあらわれてきます。そのような変化と同時に、
睡眠も若い頃とはかなりの変化が見られるようになります。

大きな変化は眠りが短くなるというものです。若い頃には寝て
も寝ても眠たかったという人や早寝早起きが苦手だった人でも、
年齢とともに自然と早寝早起きになってきます。
これは加齢により体内時計が前倒しに変化しているからです。

体温や血圧、ホルモン分泌といった睡眠と関係するさまざまな
生体機能のリズムも前倒しになっています。高齢者が朝早く目
が覚めたり、早寝早起きになり睡眠時間が短くなったとしても、
自然なことで何も問題はありません。

また、睡眠時間が短くなると同時に眠りが浅くなるといった変
化もあります。寝ている時には誰でも熟睡状態であるノンレム
睡眠と、頭は覚醒状態である浅い眠りのレム睡眠を繰り返して
います。

高齢者の睡眠時の脳波を調べてみると、ノンレム睡眠の時間が
減ってレム睡眠の時間が増えていることが分かっています。
眠りが浅いために、少しの物音や尿意などで夜中も何度も目が
覚めてしまうようになります。


不眠の原因と対策。朝の光を避ける、眠くなるまで寝床にはいらない?

高齢者は睡眠時間が短く、また眠りが浅くなるといった変化が
あるのですが、それだけでは不眠症にはなりません。しかし実
際には、不眠や中途覚醒などの睡眠障害で悩まされている方が
たくさんいます。それにはさまざまな原因が考えられます。

朝早くに目が覚めてしまっても二度寝できないようであれば布
団から出て、朝の時間を有効活用すれば良いのです。夜も無理
に早くに寝る必要はありません。眠気が来たら布団に入れば良
いのです。しかし多くの高齢者が必要以上に寝床にいるようです。

これが不眠の原因となっています。眠気もないのに、他になに
もやることがないからと布団に入っていないでしょうか。これ
では寝つきも悪くなりますし、中途覚醒も増えて眠りの質が低
下します。

年齢とともに眠れる時間が短くなることは自然なことだと理解
して、無理に長く寝ようとしないことが一番です。睡眠時間が
短くなるというのに、高齢者ほど長い時間寝床にいるという調
査結果もあります。

眠れないまま寝床にいるのでは、しっかり寝たという気分にも
なれないでしょう。また高齢になると、退職したり一人暮らし
になるなど生活環境も大きく変わります。

メリハリのない生活や、死別などによる精神的なストレスも大
きくなることも不眠の原因となります。さまざまな原因で高齢
者は不眠に悩まされるのですが、一番の対策は無理に寝ようと
しないことです。

眠くなるまで寝床に入らないようにしてみて下さい。また、昼
寝も出来るだけ避けて下さい。どうしても昼食後などに眠くな
るようなら、早めの時間に30分以内にしておきましょう。

早朝から目が覚めることで悩んでいる方は、朝の光を浴びない
ようにするという方法もおススメです。朝の光を浴びることで
体内時計が調整されるので、いつまでも朝起きられない子供や
若い人には反対のことが言われますね。

高齢になりあまりにも早く目が覚めて困っているなら、朝の光
を避けるようにしてください。また夕方以降に光を浴びると夜
型の体内時計になるので、朝ではなくて夕方の散歩を習慣にす
るものおすすめです。


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睡眠薬を使うのは。サブリメントはあるの?

不眠に悩む高齢者の中には、睡眠薬を使っている方も多いです。
やはりどんな薬でも、症状に効果が期待できる分、副作用も併
せ持っています。もちろん、病院で処方される際には、ひとり
ひとりの体調に応じて、副作用の少ないものである程度の効果
が期待できるものが処方されているでしょう。

睡眠薬には寝つきを良くして長く眠らせてくれるなどの効果が
期待できます。これらの睡眠薬を使用すれば昼間の眠気も減少
して、重度の不眠も軽くなると言われています。しかし高齢者
の場合、睡眠薬に限らず薬の副作用が出やすいので注意が必要
です。

若い時よりも薬の分解能力が低下するために、血液中の成分濃
度が高くなります。それは不眠改善の効果が高くなるというこ
とで、それと同時に副作用も出やすいということです。

高齢者が睡眠薬を使用して多く見られる副作用は、昼間も眠気
が取れないというものです。これは薬が効きすぎているのです
ね。また、身体に力が入らなくなり転倒したり、骨折をしてし
まうといった副作用も起こっています。

このような副作用が心配な方は、睡眠をサポートするためのサ
プリメントがおすすめです。睡眠薬ほどの効果は期待できませ
んが、副作用の心配もなく安心です。長く続けて飲むことで、
精神安定効果やリラックス効果などが期待出来ます。


まとめ

高齢になると睡眠が短くなり、浅くなるというのは自然のこと
なのです。無理に寝ようとしないことが大切で、そうすること
で返って睡眠の質が高まるかも知れませんね。

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