他人の子育てが気になる!体験談を読み漁った日
今でこそ人にアドバイスすることはあっても、子供が生まれたばかりの
ころは不安でいっぱいでした。
本当にこれでいいのだろうかと思い、子育て体験談を読み漁った時期が
あります。
ママ友体験談は恐怖心を植え付けるだけ?
ネットを覗けばたくさんのママ友体験談がありますし、時折テレビでも
ママ友トラブルを放送しています。
その内容を見るたびに、ママ友イコール怖いという考えが私のなかに受
け付けられていったのです。
ボスママに逆らうとコミュニティで生きて行けないとか、自分が嫌われ
ると子供が仲間外れにされるというものがほとんどでした。
さらに子供が自分のせいでいじめられることや、何もした記憶がないの
に無視されるなどということもあったのです。
この先入観によって私はママ友をなかなか作ることができず、むしろマ
マ友なんていなくてもいいのではという考えにすら陥っていました。
ママ友イコールストレスという考えにしか行きつかず、三男が幼稚園に
入るまでこの考えは続いたのです。
外での授乳体験談?
赤ちゃんを外に連れて行ったときに一番大変なのが、どこで授乳するか
ということです。
ほかのママの体験談を読むと、授乳室の個室スペースでミルクを飲ませ
ていて授乳ができないというのをたくさん見ました。
私もよく大型スーパーに赤ちゃんを連れて行っていましたから、授乳室
が満杯だったらどうしようという気持ちがありました。
しかし幸いにも私が行くところでは占領する人はおらず、外での授乳体
験談はネットの中での話となったのです。
もちろん外での授乳に苦労しなかったわけではありませんし、公の場で
赤ちゃんから母乳を求められたこともあります。
その時は隠れるように授乳しましたが、なんとも不便な世の中になった
と感じざるを得ませんでした。
便利グッズ情報をゲット?
子育てをしていくうえで困ったことというのはよくありますし、便利グ
ッズがあればいいのにと思ったこともあります。
その時はネットや雑誌を見て、今どきの育児便利グッズ情報を探すよう
にしました。
一つのことをするためにイライラしてストレスをためるより、便利グッ
ズを使ったほうがよほどストレスは溜まりません。
ただ周囲の反対によって、断念した育児グッズも多々あります。
たとえばお風呂専用の、赤ちゃん用浮き輪です。
赤ちゃんの首の周りに浮き輪をつけて、赤ちゃんの体を冷やすことなく
ママが体や頭を洗えるというものでした。
赤ちゃんが風邪を引かなくていいなと思いましたが、窒息したらどうす
るなどといった反対意見があり導入を止めました。
また赤ちゃんようのプレイマットも、導入を断念した育児グッズの一つ
です。
新生児からたっちの時期まで長く使えるメリー付きのマットは、置く場
所がなく断念しました。
ベビーサークルもハイハイを始めたら買おうかと思っていましたが、狭
そうだったことや置く場所に困ったため購入を諦めたのです。
ですがもし無理にでも買っていたらデメリットが気になってストレスが
たまっていたでしょうし、取捨選択は育児グッズ選びでも必要なことだ
と思います。
離乳食情報を漁る?
5か月ごろに入ると離乳食が始まりますが、長男のときはレシピをとに
かく漁りました。
離乳食イコール手作りでなければだめという固定概念があり、おかゆも
お米から1時間かけて作ったのです。
しかしあまりに慣れないことをやりすぎたためか、ストレスによる体調
不良を繰り返すようになりました。
最初のうちは良かったのですが徐々に無理が出てきて、結局ベビーフー
ドと併用しながら時々離乳食レシピを参考にしたのです。
次男のときは炊飯器で使えるおかゆクッカーがあったので便利でしたが、
離乳食開始時期に困りました。
というのも長男は2か月ごろから果汁を薄めて与えるよう指示されてい
たのですが、次男の頃にはそれがダメという方針になっていたからです。
さらに2人目ということで離乳食指導を受けることができず、ネットな
どで情報を得るしかありませんでした。
保健師や栄養士に聞いてもサラっとしか答えてくれませんから、他人の
情報を頼るしかなかったのです。
三男の時になるとだいぶ適当になってしまい、上の2人の子のときほど
のストレスはありませんでした。
成長体験談は必要なかった?
雑誌でよく見るのが子供の成長をつづった体験談ですが、私には必要あ
りませんでした。
最初のころはよく見ていましたし、うらやましいと思うことが多かった
のも事実です。
家は綺麗ですし家事も育児もしっかりやっているという感じが、ものす
ごく伝わってくるからです。
ただ羨ましがっても手に入らないものは手に入りませんし、その通り育
児をして成功するとも限りません。
出来ないことに悩んでストレスを抱えるぐらいなら、最初から見なけれ
ばいいと思ったのです。
子供には子供の成長速度があると思い、自分の子供の成長体験談を胸の
なかに刻むことにしました。
まとめ
人の体験談というのは未知の世界であればあるほど気になるものですが、
役立つものと役立てないほうがいいものと振り分ける必要がありました。
上手に振り分けて本当に必要なものをピックアップすることで、ストレ
スを出来るだけ感じない育児ができたのです。