家族間の子育て討論がストレスを溜めない方法
周りからいろいろ言われ、それを一人で抱え込むと頭がどうにかなって
しまいそうなぐらいストレスが溜まっていきます。
だからこそストレスを少しずつ吐き出すように、子育て討論が必要でし
た。
主な相談相手は夫?
子育てをする上で一番近くにいるのは夫ですから、夫が一番の相談相手
になりました。
長男が生まれたばかりの頃は夫と考え方の違いからすれ違いが多く、自
分さえ耐えればいいと思っていました。
しかしそのたびに体調を崩すようになり、また夫も周りから言われたの
か少しずつ子育てに関する考え方を言い合えるようになったのです。
特に教育系の話し合いはよくしており、幼稚園選びのときはどのような
幼稚園にするか話しました。
家の近くにある幼稚園は教育系か運動系か、のびのび系かの3つに分け
られました。
夫とは今から無理に教育を受けさせるより、伸び伸びと育ってほしいと
いう意見で一致しました。
さらに保育料の関係もあったのでいくつか調べ、最初に目についたとこ
ろに見学を申し込んだのです。
すると夫の職場にその幼稚園に子供を通わせている人がおり、話を聞く
ことができました。
外遊び中心にリトミックや工作なども行うということで、また見学時に
長男が泥んこになって帰ってきたのをみて即決しました。
母と義母に甘える?
結婚すると母親が2人に増えるわけですが、母との関係は良好でしたか
ら子育てに関しては甘えました。
というよりも何かが必要という話をすると、すぐに買いに連れて行って
くれたのです。
また季節ごとに必要なジャンプスーツや靴、衣類などもそのたびに買っ
てくれました。
申し訳ないなという思いもありましたが、母も楽しかったのかなと今で
は思います。
また夫側の母つまり義母とも関係が良好で、いろいろと甘えさせてもら
いました。
特に夫からの言葉で傷ついたときに、義母が甘えさせてくれることが多
かったです。
3人目が生まれるという時もいろいろと気にかけてくれましたし、特に
家に残る長男と次男へのケアは義母に甘えました。
また子供のトラブルなどにもどう対処すればいいか教えてくれたので、
2人の母には頭が上がりません。
保健師からは成長アドバイスだけ?
健診に行くと必ず保健師との対面がありますが、もらうのは成長アドバ
イスにとどめました。
というのも保健師によって言うことが違いますし、さらに言えば市町村
や病院によって全く違うことを言うのです。
そうすると私の頭は混乱しますし、何を信じればいいのかわからなくな
ります。
不信感も募りますし、今までの育児がすべて間違っていたのではないか
という気持ちにもなってしまうのです。
そこで冷静な目で保健師を見て、何百人という赤ちゃんが来る健診でせ
わしなく動いているのが保健師だと思うようになりました。
1人1人見るのは大変ですし5分前のことを覚えているのも難しい、そう
考えたとき受け取るアドバイスは成長に関するものだけにしたのです。
後の基本的な健康に関するアドバイスなどは、病院を受診したときにも
らうことにしました。
基本は育児冊子と母子手帳?
突然の事態にパニックになることもありますから、赤ちゃんのトラブル
や事故などの対処法を予習しました。
どうしたらいいかわからず右往左往していては、余計にストレスが溜ま
るだけです。
ですから予習したりシミュレーションしたりすることで、ある程度のト
ラブルには対処できるようになりました。
特に火傷や誤飲トラブルの勉強は念入りに行い、赤ちゃんを守るための
部屋づくりも徹底しました。
神経質になってストレスがたまりそうといわれましたが、事故やトラブ
ルが起こってからの方がストレスはより溜まると思ったのです。
そのために妊娠のたびに配られる母子手帳を熟読し、さらに病院や保健
所などでもらう育児冊子も読みつくしました。
時代と共に育児のやり方も変わりますから、特に離乳食についてはアン
テナを張っていたのです。
おかげで三男が火傷のトラブルに遭ったときも冷静に対処できましたし、
ほかの面でもストレスを感じることなく対処できたのではないでしょう
か。
子育て未経験者に求めない?
子育てをするうえでストレスを溜めないために大切だと思ったのは、子
育て未経験者に求めないことです。
未婚でも子供がいなくても保育士は別ですが、子育てをしたことがない
人から口を挟まれることはしょっちゅうありました。
〇〇しなきゃダメなんだよと自慢気に言ってくるのですが、それはたい
てい古い知識なのです。
どこでその知識得たのかと聞きたくなるぐらい古い知識を、得意気に披
露されるので疲れますしストレスも溜まります。
子育てに関する知識や常識は日々変わっていきますから、常に新しい知
識を取り入れることが私にとっての安心材料なのです。
ですから子育て未経験者に知識を求めず、困ったときは子育て経験者や
保育士に頼りストレスを軽減していきました。
まとめ
子育ての話は尽きないものですが、身近に討論できる人がいるとストレ
スを溜めない方法につながります。
一人で抱え込むのが子育てではないということが、子育てを通じて知っ
たことなのです。