自分と比べることがストレスの原因

公開日:  最終更新日:2018/09/08

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親から自分が小さい頃の話はよく聞きましたし、主人に関しても同じで
した。

特に主人は発達が早かったそうなので、子供を自分たちと比べてしまう
ことが多かったのです。



言葉の発達は早かった?


子供たちの発達で特に目を見張ったのが、言葉の発達が一般より非常に
早かったことです。

長男は1歳半の健診ですでに単語を100以上覚えており、二語文も出始め
ていました。

正確にものを指して私や周りの人に伝えることができていましたから、
言語能力の発達が早かったのは確かでしょう。

しかしそれ以上に言葉の発達が早かったのが次男で、1歳を過ぎたころ
には二語文を話していたのです。

さらに言えば1歳半のころには三語文を少し話すことができ、周囲を驚
かせました。

2歳になると絵を見ただけで状況説明をしたり物語を作ったり、親も驚
かされたのです。

2歳4か月ごろから幼稚園入園まで私の妊婦検診についてきていましたが、
産婦人科の医師が3歳だと思ったほどです。

では三男はどうだったかというと、はっきり言って覚えていませんしお
そらく平均的だったと思います。

長男と次男の発達が早すぎて、三男の言葉の発達がどうだったかは覚え
ていないのです。

同じ時期の自分にできたことがストレスに?


いくら言葉の発達が早くても、出来ないこともたくさんあります。

特に自分ができていたことができないとなると、イライラすることが多
かったです。

自分の発達については親に聞いたことしか知りませんが、それでも比べ
てしまうのです。

たとえば私は1回転んだだけで自転車に乗ることができたのですが、長
男と次男は1週間経っても自転車に乗ることができませんでした。

特に三男は補助輪が付いていても、自転車を漕ぐことができません。

1回前に押し出すと、あとは楽だからとペダルを後ろに回してしまうの
です。

当然前に進むことはできませんから甘えてきますし、お兄ちゃんたちは
2歳頃には自分で自転車を漕いでいましたからイライラするばかりでし
た。

最初からいきなり補助輪なしの自転車に乗せてはどうかと試してみまし
たが、全く効果がなく結局止めてしまいました。

ほかの子と比べて互いにストレス?


近所に同じ年頃の子供がいると、その子と比べてストレスになることも
多々ありました。

たとえば長男と同じ幼稚園に通っていた1歳上の子は、すごく絵が上手
でヒーローものやアニメの絵も上手に描きます。

しかし長男は人間と判別できるような絵を描くことも難しく、その子と
同じ年になっても人間がやっと描けるようになったぐらいでした。

数字や文字を覚えるのは早かったのですが、なぜ絵は描けないのだろう
と思ったほどです。

さらに幼稚園年長で行われたサッカー大会の参観に行くと、積極的に動
くことができない子供がいました。

これは長男も次男も三男も同じだったのですが、ボールが転がる方向と
は見当違いの方向に行ってしまうのです。

三男はゴールが決まるたびに全身で喜びを表現していましたので、ほか
のママから可愛いと言われていましたが親としては気が気ではありませ
んでした。

特に三男は集中力が非常に低く、先生に怒られてばかりという話を聞い
ていました。

私が記憶する限り私は集中して人の話を聞く方だったので、どうしてち
ゃんとやらないのかというストレスに襲われることも多かったのです。



できることを見つけることに専念?


子供の嫌な部分ばかり見つけても仕方ないので、子供ができることを見
つけようと思いました。

まず長男は器械体操の中でも跳び箱やマット運動が得意なので、跳び箱
を年中で6段跳べるなんてすごいと思うようになりました。

跳んだのは幼稚園児用の跳び箱ですから小学生以上が使う跳び箱より低
いですが、私が6段を跳べるようになったのは年長です。

それから次男は親切にする気持ちがあり、誰に言われなくても考えなく
ても実行する力があります。

最近では買い物荷物を落として困っている人がいたら、すぐに駆け寄っ
て家まで荷物を運ぶのを手伝うということをしました。

三男は長男にもいえることですが、誰とでも仲良くできる部分がありま
すからそこを褒めました。

するとストレスが溜まるよりも逆に、気持ちのいいことがたくさん増え
ていったのです。

ほかのママの話を聞いた?


またほかのママに子供ができることと出来ないことを聞き、うちだけで
はないということを知るようにしました。

視野の狭い自分の家の中でしか判断しないようだと、それだけで周囲に
置いて行かれるのではないかと不安になります。

そしてストレスが溜まって子供に当たってしまい、子供も不安がってし
まうのです。

ですからほかの子供がどうなのかということを聞いて、できなくて当た
り前のことがあると知ったのです。

まだできなくていいんだと思えば、それだけでストレスは緩和されまし
た。

逆にほかの子ができないことを出来る子がいれば、すごいねと褒めるこ
とができたのです。

逆にできなくなったのが謙遜することで、子供が褒められると当たり前
のことですからどう反応すればいいかわからなくなってしまったのです。

以前何かで欧米は自分の子供を他人の前で褒めるけれど、日本は自分の
子供を他人の前で褒めないという記事を見ました。

しかしこの「うちの子なんて」という考え方が、私のなかにストレスを
溜める原因とわかっています。

ですからこうした謙遜ができなくても、気にしなくていいと思えるよう
になったのです。

まとめ


ストレスは子供にも影響を及ぼしますし、できることを出来なくしてし
まう可能性もあります。

ですから子供のできることを見つけて褒めることが、私のストレス緩和
にもつながるのだと今は実感しているのです。

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