小春日和の意味は?時期はいつ頃なの?由来は?

公開日:  最終更新日:2018/02/20



寒い冬が近づくとテレビの天気予報などで小春日和という言葉
をよく耳にするようになるのですが、この小春日和の意味って
知っていますか。

小春日和という言葉は皆さん良くご存知かと思いますが、正し
い意味で使っている人は少ないかも知れません。


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小春日和の意味は?

小春日和はとても可愛らしい、温かい春をイメージさせる言葉
ですね。小さな春と書く小春日和は、もうすぐ春という頃に使
用される言葉のようにも思えます。

厳しい寒さが続く冬も終わりかけ、もうすぐ春が訪れる一歩手
間のポカポカ陽気の日のことを小春日和と呼ぶと思っている人
もたくさんいるのではないでしょうか。春がつくので、やはり
これから春になる!という意味を感じてしまいますね。

小春日和をそのように春の季語だと勘違いしている人がたくさ
んいます。しかし小春日和は晩秋から初冬にかけての、ポカポ
カと温かく穏やかな晴天の日のことを指すのです。

秋も深まりそろそろ本格的な冬になるという時期には、まるで
春を思わせるようなポカポカ陽気が続きます。ですから小春日
和と呼ばれるようになったのです。つまり多くの人が勘違いし
ているように、冬が過ぎ春に近づいた頃の春めいた気候を指す
言葉ではないのです。

文化庁が国語に関する世論調査を行っています。2015年の9月
に文化庁から発表されたこの世論調査の結果では、この小春日
和を春の季語だと勘違いしている日本人が4割もいることが分
かっていますよ。


小春日和の時期はいつ頃なの?

小春日和は春ではなく、晩秋から初冬の温かい日のことを指す
言葉です。小春とは、そもそも旧暦10月の別名ですから春とは
つくものの春を指す言葉ではないのですね。旧暦10月を指す小
春は、別名小六月(ころくがつ)とも言われていますよ。

旧暦の10月は新暦では11月から12月はじめ頃に当たります。つ
まり小春日和の季語は春ではなくて、秋から初冬ということに
なります。秋から初冬の時期は、低気圧と移動性高気圧が周期
的に交互に通るようになります。

低気圧が通過する時には雨が降ります。通過した後は西高東低
の冬型の気圧配置となるので、ぐんと冷え込みます。北日本の
日本海側などでは冷たい雨や雪が降るようになり、その寒気が
南下するので本格的な冬を思わせる日となります。

しかし移動性高気圧に覆われるようになると、冬型の気圧配置
もゆるみポカポカとした温かい陽気となります。肌に突き刺さ
るような冷たい風もなく穏やかな陽気となります。日差しを浴
びるとまるで春のような温かさを感じるのですが、このような
日を小春日和と言うのですね。

皆さんも晩秋から本格的な冬が始まる前には、このように春の
ような穏やかな天気が続くのを実感されているでしょう。冬の
終わりではなくて、冬が始まる前に使われる季語なので覚えて
おいてくださいね。


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小春日和の由来は?

春がつく小春日和ですが、春の季語ではなくて冬の季語になり
ます。俳句で使用される季語は、旧暦からつけられているので
少し違和感を感じますね。新暦を使っている私たちは、冬と言
えば12月から2月頃です。

しかし冬の季語である小春日和は10月から12月と、冬というよ
りも晩秋から初冬にかけての時期を指します。冬よりも秋の季
語という感じですね。旧暦では冬は10月から12月となるので、
このような感覚のずれが生じます。

月の満ち欠けを利用した太陰暦が旧暦で、太陽の公転に基づい
た暦の太陽暦が新暦です。旧暦の太陰歴には、うるう年がはさ
まります。うるう年がある年は1年が13か月となります。

旧暦と新暦の間には1か月ほどのずれがあるので、このように
季語にも違和感を感じてしまうのですね。春の晴れた日のこと
を表す言葉には、小がつかない春日和という言葉があります。
あまり聞かない言葉ですが、春日和は4月の季語です。

皆さんが勘違いすることが多い春の晴れた日の言葉を表す言葉
は、小春日和ではなくて春日和なのです。小がつくかつかない
かで意味が全く違ってくるので注意して下さいね。

晩秋から冬にかけての春のような穏やかな日を小春日和と呼び
ますが、小春日和の意味と似ている言葉に秋晴れもありますね。
秋晴れも天気予報ではよく耳にする言葉ですが、これも小春日
和と同じような意味になります。

先ほども紹介したように、晩秋から冬にかけての時期は移動性
高気圧と低気圧が周期的に入れ替わり天候も変わりやすいです。
低気圧が通過する時の雨によって大気中のごみや塵もキレイに
洗い流されます。

その後の高気圧で、空気もカラッと乾燥して温かくキレイな澄
み切った空が広がります。これが秋晴れで小春日和と同じよう
な意味で使われます。新暦に慣れた私たちには秋晴れの方がし
っくりきますが、小春日和も趣があって良いですね。


まとめ

春を連想させる小春日和は、実は晩秋から冬にかけてのポカポ
カ陽気の日を指す言葉です。日本に伝わる趣のある言葉なので
正しく使っていきたいですね。

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