菖蒲湯はいつはいる?由来は?効能はあるの!

公開日:  最終更新日:2018/02/28


菖蒲湯は、昔から端午の節句の日に入るのが習わしとなってい
ます。しかし、どうして端午の節句の日に菖蒲湯に入るのか知
らない人も多いのではないでしょうか。

菖蒲湯の由来や身体への効能、作り方などについて詳しくご紹
介しますので、お子さんにも教えてあげてくださいね。


スポンサーリンク



菖蒲湯はいつはいる?菖蒲湯の作り方も紹介!

菖蒲の根や葉っぱをお風呂に入れる菖蒲湯は、昔から5月5日の
端午の節句の日に入るのが年中行事の一つとして伝えられてい
ます。

日本の戦国時代の宮廷での生活が記されている文献にも、5日5
日に菖蒲湯に入っていたことが記載されています。しかし、一
般の庶民にまで菖蒲湯の習慣が広まったのはそれからずっと後
で、江戸時代になってからではないかと言われています。

菖蒲湯の作り方はそれぞれの家庭によってさまざまです。菖蒲
を長いままそのまま湯舟に入れることもあれば、小さく刻んで
から入れると記された文献もあります。そもそも菖蒲とはどの
ような植物なのか、知らない方も多いのではないでしょうか。

菖蒲とは池や川などの水辺に群生しているサトイモ科の植物で、
5月くらいに花が咲きますが目立たない黄緑色をしています。
同じく菖蒲という名前がつく花菖蒲やあやめもあります。
きれいな紫色の花が咲く花菖蒲とあやめは実は別物です。

あやめは漢字で書くと菖蒲です。菖蒲と花菖蒲、あやめは、漢
字で書くと同じ菖蒲がつくので同じものと思っている方も多い
ようなのですが、実は3つとも別物です。しかし、花菖蒲とあ
やめは同じアヤメ科の植物なので仲間ではあります。

菖蒲も花菖蒲やあやめと葉っぱが似ていますが、植物としての
分類的にも全く別ものなのです。菖蒲湯に使う菖蒲に花が咲く
と、花菖蒲やあやめになると思っていた方は少なからずいらっ
しゃるでしょう。

菖蒲と花菖蒲、あやめは全く違う植物であるので覚えておいて
くださいね。5月5日が近くなれば、スーパーなどで菖蒲湯用の
菖蒲が販売されています。菖蒲の葉っぱと茎が束ねられた菖蒲
湯セットなども販売されているので、家庭でもすぐに菖蒲湯に
入れます。

そのまま湯舟に入れても良いですが、綿の袋などに細かく刻ん
だ葉っぱを入れて、その袋を洗面器などに入れて熱湯を注ぎ精
油を抽出してから、そのまま洗面器ごと湯舟に入れるのもおす
すめです。より菖蒲の有効成分や香りが引き出されます。


スポンサーリンク



菖蒲湯の由来は!?

菖蒲湯の由来はいろいろとあります。そもそも菖蒲は中国では
古くから病気や邪気を払うための薬草と考えられていました。
菖蒲の葉っぱが刃の形に似ていることや、その爽やかな香りか
らも男子にとって縁起の良い植物とされてきました。
中国で最も古い年中行事を記した書物にも、中国の人々が長寿
や健康を願うための行事に菖蒲を用いていたと記されています。
長寿や健康のため、厄除けのために菖蒲湯に入る習慣があった
他、摘んできた菖蒲を軒下につるしたり、お酒に漬けて菖蒲酒
にして飲んだり、枕の下に敷いて寝ることもあったそうです。

江戸時代の武家社会では、菖蒲と尚武をかけて5月5日を尚武の
節目としてお祝いを始めたのが、そもそもの端午の節句の始ま
りだと言われています。尚武とは、武道や武勇を重んじるとい
う意味があります。


武家に育つ男の子が、武術の鍛錬を積み重ねて心身を強く持つ
ように、といった願いが込められていたのでしょう。おそらく
武家社会ですから、勝負の意味もかかっていたと思われます。

菖蒲には長寿や健康にも良いことが当時から知られていたはず
ですから、菖蒲湯に浸かり子供の健やかな成長をお祝いしてい
たのでしょう。それが庶民にも広まり、今でも5月5日には菖蒲
湯に浸かる習慣が受け継がれているのです。


菖蒲湯の効能について?

菖蒲にはとても爽やかな香りがあります。菖蒲の根にはアザロ
ンやオイゲノールという精油成分が豊富に含まれており、これ
が爽やかな香りの元になっています。この香りにはリラックス
効果があり、中国でも古くから邪気を払う効果があると信じら
れてきました。

この精油成分には、血行促進や疲労回復、鎮痛などの作用もあ
ります。これらの作用から、神経痛や腰痛、冷え性や筋肉痛、
肩こりやリュウマチなどへの効果効能が期待できるとされてい
ます。菖蒲の根っこを乾燥させたものが菖蒲根という生薬で、
より香りの強いものが良いとされています。

また、菖蒲の葉っぱを頭に巻くと頭が良くなるというおまじな
いもあります。鉢巻のようにぐるっと巻きます。お子さんにや
ってあげると喜んでくれるでしょう。端午の節句の時期は、ち
ょうど春から夏に変わる季節の変わり目です。

今も昔もこの季節の変わり目には体調を崩しやすいと言われて
います。厄除けの他、健康への効能も期待できる菖蒲を入れた
お風呂にゆっくり浸かって、日本の暑い夏を元気に乗り越えよ
うという意味合いもあったはずです。


まとめ

ぜひ今年の端午の節句には菖蒲湯を楽しんでみて下さいね。
菖蒲湯はとても古くから伝わるもので、厄除けや長寿、健康な
どさまざまな願いが込められていると同時に、実際に健康への
効能があるので、ぜひ今年の端午の節句には試してみて下さい。

スポンサーリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑