仏像の種類と意味はなに?仏像とは?

公開日:  最終更新日:2018/06/01


京都や奈良などには有名なお寺もたくさんあるので仏像巡りツアーなど

もあり人気ですね。身近にあるお寺にも必ず仏像がありますが、

実にさまざまな表情や姿をしているのに気づきます。

 

仏像と一口に言ってもさまざまな種類があり、それぞれに意味もあるの

で詳しくご紹介しましょう。

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仏像の種類と意味は?

仏像に詳しくない人でも如来や菩薩などの言葉は知っているでしょう。

これは仏像の種類のことなのですが、仏像は種類やランクによって大き

く4つに分けられています。

まず、最もランクが高いのが如来(にょらい)です。


仏像の基本となっているのは釈迦如来(しゃかにょらい)で、釈迦は紀

元前6世紀ごろに実在した現在のネパールの王子です。

王子だった釈迦は、人生に悩み29歳で出家してさまざまな修行を行って

いきます。

 

35歳で悟りを開きそれから多くの弟子たちに教えを広めていき、仏教の

教祖となるのですね。

この如来とは、如去如来または如来如去の略で、これは真実の世界から

来た人という意味があります。

つまり修行を完成させて、真理を開いた人、悟りを開いた者、という意

味があるのですね。

如来には釈迦如来の他に、阿弥陀如来(あいだにょらい)や、薬師如来
(やくしにょらい)などいくつかの種類があります。


 

如来は、修行を経て最高の境地と言われる悟りの境地に達した者だけに

与えられる最高ランクの名前です。

如来は、過酷な修行を終えて悟りの境地に達した釈迦の姿がモデルと
なっていますよ。

一国の王子で贅沢な生活をしていた釈迦ですが、出家後には粗末な衣一

枚のみを身につけていましたから、如来も豪華な衣装や装飾品などは身

につけていません。

また如来と言えばパーマをかけたようなくるくるの巻き髪が印象的です

が、これは長年の修行で髪が伸び、それが縮れて丸まっているのです。

これは螺髪(らほつ)と言われる髪型で、他に体が金色であることも如

来の特徴です。

如来の次にランクが高いのが菩薩(ぼさつ)です。菩薩には、悟りを求

める者という意味があります。

最高の境地である悟りを求める修行中の仏、如来を目指す者です。

ですから菩薩は、釈迦がまだ出家前の王子だったころの姿となっていま

す。

豪華な衣装や装飾品をまとった仏像となっています。

菩薩にもさまざまな種類があり、聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)

や弥勒菩薩(みろくぼさつ)、千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさ

つ)などがあります。

明王(みょうおう)と言われる仏像もあります。

明王は密教系の仏像で、いくら諭しても正しい道に向かわない、救い

がたい人を帰依させる役割のある仏です。

髪を逆立て怒ったりした怖い仏像がありますが、あれが明王です。

不動明王(ふどうみょうおう)が有名ですが、他にもいくつかの種

類があります。

天部(てんぶ)と言われる仏像もありますよ。

天部とは天上世界に住んでいる神々のことで、仏教を信じる心を守

り仏法を保護する役割を持っています。

釈迦の教え感動して仏教に帰依した神々のことで、如来や菩薩と人

間の中間に位置する存在です。

帝釈天(たいしゃくてん)や梵天(ぼんてん)、弁財天(べんざ

いてん)などは良く耳にしますが、これらは天部の仲間です。

仏像はこのように如来と菩薩、明王、天部の4種類に分けられ、

それぞれに深い意味があるのですね。

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仏像とは?

仏像には、このようにさまざまな種類があり、悟りを開いた釈迦の

姿や出家前の釈迦の姿、仏法を守る神々などの姿が像になったもの

です。

一般的にはただ飾りとしての像ではなくて、信仰や礼拝の対象にな

るものを仏像と呼んでいますね。

悟りを開いた釈迦をモデルにした如来が最もランクが高くて、出家

前の釈迦がモデルとなった菩薩や他に明王や天部もモデルとなって

います。

お釈迦様だけが仏像のモデルになっているわけではないのですね。

今ではさまざまなお寺で気軽に仏像を拝むことが出来るのですが、

実は釈迦が生きていた当時はもちろん、釈迦の死後数百年は仏像があり

ませんでした。

実は釈迦をモデルとして仏像を作ることはタブーとされていたのですね。

真理の境地に達した釈迦は普通の人とは違うということで、釈迦の姿を

普通の人間と同じ姿で表現することは失礼だと考えていたのかも知れま

せん。

しかし釈迦には多くの信者がいましたから、やはり具体的な形として釈

迦を拝みたいと思う人がいるのも当然です。

仏像は作れないものの、どうにかして礼拝の対象を持ちたいと作られた

のが法輪や仏足石です。

仏像が作られるようになったのは紀元後2世紀頃で、インド以外の文化

が影響していると考えられていますよ。

ガンダーラ地方で初めて仏像が作られたのではないかと言われています。

姿や形は実にさまざまな仏像ですが、どれもお釈迦様の教えを広く伝え

るために作られているのですね。


まとめ

仏像にもこのようにさまざまな種類があり、それぞれ違うものがモデル

になっているのですね。

このように仏像の種類や意味を知れば、お寺や仏像にももっと
興味が湧いてきますね。

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