青森ねぶた祭り2017年の日程?由来や歴史!
あまり祭りを知らない方でも、青森ねぶた祭りと言えば誰でも
通じるほどに有名な夏のお祭りですね。ちなみにねぶた祭りと
ねぷた祭りがあって、ねぷたは扇型でねぶたは人形型という風
に違いがあるのをご存知でしょうか。
青森県内では、浅虫ねぶたや鯵ヶ沢ねぷたなど40を超えるねぷ
た・ねぶた祭りが毎年行われています。ねぶたというと青森ね
ぶた、ねぷたというと弘前ねぷたという風に解釈するのが一般
的なようです。
ここではもっとも代表的な青森ねぶた祭りが、2017年はどのよ
うな日程で行われるのか調査してみました。
青森ねぶた祭り2017年の日程及び場所?
2017年の青森ねぶた祭りは、8月1日火曜日の18時~21時まで前
夜祭が青い海公園特設ステージで行われます。それと合わせて
浅虫温泉会場で、19時~20時半に第68回浅虫温泉花火大会も開
催されます。
青森ねぶた祭りは、毎年8月2日から7日と決まっており、曜日
に関係なく運行しています。2日~6日のねぶた運行ルートは、
青森市内国道4号線と新町通り、八甲通り、平和公園通りを一
周するコースになっています。
8月2日水曜日と8月3日木曜日は、19時10分~21時まで子供ねぶ
た約15台と大型ねぶた15台が運行します。8月4日金曜日と8月5
日土曜日、8月6日の日曜日は19時~21時までは大型ねぶたおよ
そ20台が運行します。
8月6日には、2017年度のねぶた大賞や各賞の発表があるため、
一番盛り上がります。最終日の8月7日は、青森港で13時~21時
までで、そのうち大型ねぶたは15時までの運行になります。
19時15分~21時までは、11000発の青森花火大会とねぶた会場
運行が行われフィナーレになるのでこちらも大いに盛り上がり
ます。
青森ねぶた祭りの由来や歴史とは?見所は?
ねぶた祭りの由来ですが、ねぶたという言葉は津軽弁で、ねぶ
て(眠たい)という意味があります。諸説ありますが、収穫の
忙しい時期に睡魔に邪魔されないように願って、木の枝やわら
人形を川に流すことから始まりました。
ねぶりながしという言葉が、やがてねぶたになったのではない
かという説が有力なようです。青森ねぶた祭りの歴史は、はっ
きりと分からない部分もありますが、1716年頃に始まった歴史
のあるお祭りです。
木の枝やわら人形を川に流すことに始まり、七夕灯篭流しに変
化して行ったのだそうです。戦後になると観光客の招致を目的
にして大型化して行き、今のような形になりました。
現在では、幅9メートルで奥行7メートル、高さが5メートルと
いう大きさのルールに則って作られています。代車を含めると
ねぶたの重さは4トンもあり、迫力があるのもうなずけますね。
ねぶたの見どころと言えば、幻想的で他では味わうことのでき
ない見事な20台ほどの大型ねぶた運行です。毎年、連日徹夜で
3カ月をかけて作られたねぶたは、1台に対し2500枚もの和紙が
使われ、電球や蛍光灯が600~800個も設置されています。
なんと2000万円もの費用をかけて作られているそうですから、
見ごたえがありますよね。このねぶた運行と、6日に行われる
ねぶた大賞の発表も見どころのひとつです。
また7日の海上運行や花火大会も見所ですね。
青森ねぶた祭りの有料観覧席情報!
毎年30万人以上の人出になりますから、ゆっくり見物したい方
には有料観覧席が一番おすすめです。青森ねぶた祭りには、有
料観覧席が設けられているので早めに計画を立てている方には
おすすめです。
団体観覧席と個人観覧席があり、2017年は税込でパンフレット
付きで3,000円で購入することが可能です。10名以上の団体観
覧席は4月上旬から、9名以下の個人観覧席は6月下旬から販売
予定で3月下旬に詳細が決まる予定です。
毎年、青森市内の旅行会社やコンビニエンスストアで購入可能
になっています。また見学するだけでは無く、ハネト衣装を着
用して参加することも可能です。
ハネト衣装は青森市内などのデパートで購入したり、着付けと
レンタルをできるお店もあるようです。見るだけでは物足りな
いので、花笠をかぶって踊りたいという方にはオススメです。
ハネトを着用してねぶた運行前にねぶたの団体に入れば、受け
付けも登録も必要なく輪の中に入って踊れます。
青森ねぶた祭りへのアクセス(車と公共機関)
公共交通機関の場合、JR青森駅から徒歩5~20分のところです
ので比較的、分かりやすいですね。東京から行く場合ですと、
JR新青森駅で新幹線を下車しJR奥羽本線の青森行きで6分程度
で到着します。
車の場合には、渋滞していない状態で車青森道青森中央ICから
約15分程度になります。青森ねぶた祭りの時期は、とても人出
が多いので渋滞の可能性があります。なるべく電車などの公共
交通機関を使って行くのがおすすめです。
ねぶた開催期間は、有料駐車場や無料臨時駐車場がいくつも設
けられます。例を挙げますとフェリー埠頭は、時間に関係なく
無料で付近から、循環バスが出ているのでそれに乗ってねぶた
会場まで行けます。
青森操車場跡地北側駐車場は、前年は1回500円で11時~23時ま
で駐車可能で夕方でも空きがありました。小さいお子さんがい
るなど、車じゃないと難しいという方はいくつか駐車場をピッ
クアップしてから現地入りした方が良いでしょう。
青森ねぶた祭りは、東北を代表する大きなお祭りで人出も多い
です。毎年、花火大会だけでは飽きてきたというような方も、
青森ねぶた祭りを観覧してみるのも良いと思います。
まとめ
花火大会とは違って数日間の開催期間があるので都合をつけや
すいと思いますし、ある程度は見物客が分散されるので見やす
いですね。