電気ストーブのおすすめ? 電気代はだいじょうぶ?
寒い季節には暖房器具が欠かせませんが、気になるのが電気代
ですね。電気ストーブの購入を検討している方も多いかと思い
ますが、いろいろな種類があるのでどれが良いのが迷いますね。
ここでは電気ストーブの選び方や気になる電気代のこと、また
省エネタイプの電気ストーブの選び方をご紹介しましょう。
電気ストーブ おすすめ?
電気ストーブにもいろいろなタイプがありますから、まずは利
用する部屋の広さや用途によってざっくりと選びましょう。電
気ストーブには主に局所的に温めてくれるタイプと部屋全体を
温めてくれるタイプがあります。
局所的に温めてくれるタイプには、ハロゲンヒーターやニクロ
ム線電気ストーブ、小型のセラミックファンヒーターなどがあ
ります。用途としては、寒い朝にキッチンで家事をする時やト
イレの時やお風呂上りに、デスクワークをする時などに足元だ
け温めたい時でしょうか。
キチンやトイレ、洗面所、脱衣所などの狭いところで利用する
ので小型の局所的に温めてくれる電気ストーブがおすすめです
ね。部屋全体を温めてくれるタイプには、グラファイトヒータ
ーやシーズヒーター、カーボンヒーターやセラミックファンヒ
ーターなどがあります。
これらのタイプの電気ストーブは、4.5畳以上のリビングなど
の広い部屋で利用するのがおすすめです。このように局所的に
利用したいのか、または部屋全体を温めたいのかでおすすめの
電気ストーブは違ってきます。
電気ストーブ 電気代?
1年でも最も電気代が高くなるのが冬です。夏もエアコンをガ
ンガン利用するので夏の方が電気代もかさみそうですが、実は
冬に利用する電気ストーブの電気代の方が高いと言われていま
すよ。
それは、地域によっても差がありますが室温と外気温の差が夏
よりも冬の方が大きいからです。夏のエアコンの設定温度は25℃
から28℃くらいかと思います。夏の気温が28℃から35℃とすれ
ば、その差は3度から10度程度です。
冬の場合はどうでしょう。冬の電気ストーブの設定温度は20℃
から25℃くらいでしょう。冬の気温は10℃くらいから寒い地域
ではマイナス10℃くらいにはなるでしょう。そうすれば、室内
の設定温度と外気温との差は10℃から35℃と、大きく差が出て
くるので消費する電力も大きくなり電気代もかさみます。
1日にかかる電気ストーブの電気代はどのくらいなのかを調べ
る計算式があります。電気代を調べる時には、消費電力と各
電力会社の電気料金を把握しておかないといけません。
消費電力は、電気ストーブのカタログやストーブの表示に記
載されていますよ。消費電力×使用時間×電力会社の電気料
金が、1日にかかる電気代になります。少しでも電気代を安く
抑えたい場合には、電力プランをチェックしてみましょう。
今は電力会社も自由に選べるようになっているので、今の電
気代が高いと感じているなら、電気ストーブを利用する前に
見直してみると良いでしょう。
各電力会社によって電気プランもさまざまで、利用する時間
帯によって電気料金がかなり安くなるプランもあります。生
活スタイルによって電力会社を選ぶことで、高額になりがち
な電気ストーブの電気代も安く抑えることができますよ。
電気ストーブ 省エネはあるの?
電気代を抑えるなら、省エネストーブを賢く選ぶことも大切
ですね。省エネタイプの電気ストーブを選ぶ際のポイントと
なるのが熱効率です。熱効率の良い電気ストーブとは、効率
よく電気を使って発熱するタイプの電気ストーブで、これで
消費電力を抑えることができます。
シーズヒーターやカーボンヒーター、グラファイトヒーター
が熱効率の良い電気ストーブになります。この3つのタイプ
は、遠赤外線が発熱に使用されているので、遠くにまで熱を
届けることができます、
電力をたくさん利用しなくても、効率よく部屋全体を温める
ことができるのです。また、ワット数を細かく調整できる電
気ストーブも省エネにつながりますね。ただ電気ストーブは、
ワット数の調整機能や便利な機能が搭載されたものは、それ
だけ値段も高くなります。
ワット数が調整できない安い電気ストーブを購入した場合、
それだけ電気代が多くかかる可能性があります。ですから結
果的には高性能の電気ストーブの方が使い勝手も良くて省エ
ネにもつながります。
最近はワット数の調整だけでなく、省エネに配慮した便利な
機能が搭載された電気ストーブがたくさん発売されています
ね。ワット数だけでも10段階に調整できる電気ストーブもあ
ります。
人がいることを感知したときだけ温めてくれるという、人感
センサーが搭載された電気ストーブもありますよ。人がいな
ければ自動で電源オフになるので、消す忘れの心配もなくな
ります。
必要な時だけピンポイントで温めくれるので、かなりの省エ
ネが期待出来ます。他にも人間の体感温度を察知して設定温
度を調整してくれるという、ゆらぎ運動という機能が搭載さ
れたストーブもあります。
この機能があれば、最大で50%も電力がカットできると言わ
れていますよ。ついつい顔が真っ赤になるまで温め過ぎてし
まうことはよくあることです。ゆらぎ運動機能がある電気ス
トーブなら、暖まり過ぎによる喉の乾燥などの予防にも役立
ちますね。
まとめ
特に長時間利用する人は、これらの省エネ機能が搭載された
電気ストーブがおすすめです。一口に電気ストーブと言って
もこのようにさまざまな種類があるのですね。賢く選べば電
気代も抑えながら、快適に寒い冬を乗り切ることができますよ。