目やにの原因はなに?目薬はなにがいい?対処法?

公開日:  最終更新日:2018/03/15

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朝起きると誰でも少なからず、ネバネバとした不快な目やにが
ついているものです。健康な状態でも目やには出るものですが、
目の病気によって発生している場合には注意が必要です。

不快な目やにの原因や対処法についてご紹介しましょう。




目やにの原因はなに?

目も皮膚と同様に、日々古い細胞から新しい細胞へと生まれ変
わる代謝活動が行われています。朝起きると目尻や目頭などに
こびりつき目を開けにくくしてしまう目やにですが、この正常
な代謝活動により発生した老廃物によるものです。

目から発生する古い細胞である目やには、通常であればまばた
きや涙とともに流されていきます。しかし寝ている時には起き
ている時のように何度もまばたきをしないので、朝起きた時に
は目尻や目頭に目やにが付着しているのですね。

また、パソコン作業などで目を酷使して疲れている時にも目や
にが付着しやすいです。コンタクトレンズによっても目やにが
発生しやすくなりますよ。通常の代謝によって発生する目やに
であれば特に心配もいりません。

目の老廃物を排出するためや目に侵入したゴミやほこりを排出
するために、涙が分泌されて出来るのが目やにです。これで目
を守ってくれているのですね。しかし、目やには結膜炎やドラ
イアイなどの目の病気が原因で発生することもあります。

細菌やウイルスが目の中に侵入すれば、通常よりも多くの目や
にを出して異物から目を守ろうとします。目の病気が関係して
いる場合には、目やにの量も増えるので目が開きにくくなりま
すよ。

目の炎症によって目が充血して痛みを伴うこともあります。
このような細菌が原因で発生する目やには、どろどろとしてい
て色も黄緑色をしています。いつもよりも量が多くて目が開け
られないほどだったり、ねばつきも酷く黄緑色で目の充血もあ
るようなら注意が必要です。

目の充血の他に、目の痒みや違和感などがあれば結膜炎による
目やにの可能性が高いですね。白くてネバネバと糸を引くよう
な目やにが出るようなら、ウイルス性結膜炎の可能性が高いです。

ウイルス性結膜炎は感染力も高くて、結膜の剥離や癒着などの
リスクもあります。学校感染症にもなっているので早めに眼科
で診てもらうことが大切ですよ。また目やにはアレルギー反応
で発生することもあります。

花粉やそのほかのアレルギーによって発生する目やには、サラ
サラとしていることが多いです。色も白や透明で、涙と一緒に
流れ出ていきます。細菌性結膜炎やアレルギー性結膜炎、ウイ
ルス性結膜炎などの目の病気が原因で起こる目やには、痒みな
ども伴い悪化しやすいので早めの対処が必要です。


目やにの目薬はなにがいい?

通常の代謝活動によって発生する目やにであれば、神経質に目
薬をさす必要もありません。ただ目の炎症反応によって作られ
る目やにの場合は、早めに目薬で治療しましょう。

目やにとともに目の充血や痛みなどがあれば眼科で診てもらう
のが一番ですが、なかなか眼科に行く時間がない場合には目薬
で対処しましょう。目やにの色が黄緑色で粘度も高いようなら
細菌感染によって発生している目やにの可能性が高いです。

薬局で売られている市販の目薬で対処するなら、抗菌タイプの
目薬がおすすめですよ。抗菌タイプの目薬は疲れ目やドライア
イにも有効で、薬局にもさまざまなタイプがあります。

抗菌目薬を選ぶ際に重要なポイントとなるのが1回使い切りタ
イプであるということです。通常の目薬だと点眼の際に触れた
ノズルで菌が繁殖するリスクがあります。

ですから細菌性の結膜炎やものもらいによって発生する目やに
を止めるには1回使い切りの抗菌目薬を選びましょう。涙のよ
うに透明や白でサラサラとした目やには花粉やアレルギー性鼻
炎などによって発生しますから、目薬もアレルギー向けのもの
を選ぶと良いでしょう。

アレルギーによる目やにでは、痒みが酷かったり充血が酷くな
ったりと症状もさまざまです。ですから症状に合わせて目薬を
選ぶと良いでしょう。自分で選ぶのが難しいようなら薬剤師さ
んにも相談してみましょう。

白いネバネバとした糸を引く目やにはウイルス性結膜炎の可能
性が高く、市販の目薬では対処できません。感染力も高いです
から市販の目薬で対処しようとしないで、眼科で治療してもら
って下さいね。




目やにの対処法?

代謝機能による目やにであればそれほど注意する必要もありま
せんが、目の病気による目やにの場合は感染が広がる可能性が
あるので注意して下さい。目やにを触った手から他人に感染し
てしまう恐れがありますよ。

目やにを手で触らないようにして、ティッシュや綿棒などでや
さしくふき取りましょう。それから症状に合わせた市販の目薬
を使用して治療していきましょう。大量に目やにが出るようだ
ったり粘りも強いようだったり、目薬でも良くならないような
ら眼科を受診して下さい。

また普段から細菌やウイルスから目を守るために手洗いを心が
けたり、目を手でこする癖があるようなら改善することも大切
ですね。誰でも目やにが出るものですが、細菌やウイルス、ア
レルギーが関係している目やにもあります。


まとめ

目の病気による目やには強い痒みや痛みも伴うので、早めに目
薬をさしたり眼科に行って対処しましょう。

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