正月飾り 飾る日はいつ?いつまで飾る?処分の方法は?

公開日:  最終更新日:2018/03/10

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門松や鏡餅、しめ飾りなど、正月飾りがあるとお正月気分もグ
ンと盛り上がりますね。クリスマスが終われば、すぐにお店に
も正月飾りが飾られていきますが自宅ではいつ飾るのが良いの
でしょう。

日本人として知っておきたい正月飾りを飾る期間や処分の方法
についてご紹介しましょう。




正月飾り 飾る日はいつ?

お正月気分を盛り上げてくれる正月飾りですが、この正月飾り
には旧年の歳神様に感謝しながら新しい歳神様をお迎えすると
いう意味がありますよ。

新しい一年を気持ちよくスタートさせるためにも正月飾りを用
意したいものですが、いつ飾ればよいの?と迷ってしまう人も
いらっしゃるでしょう。11月あたりからクリスマス飾り一色だ
ったお店も、25日を過ぎれば今度は正月飾り一色となりますね。

ですから家でも26日あたりから正月飾りを飾る人が多いですね。
この日に飾らないといけないという決まりは特にないのですが、
この日に飾ると縁起が悪いと言われている日がありますよ。
それは12月29日です。

この日は二重苦、苦立て、に通じるということから縁起が良く
ない日とされていますよ。また大晦日の31日に正月飾りを混ざ
るのは一夜飾りと言われていて、この日も避けた方が良いと言
われています。

慌てて準備したようで、歳神様に失礼だとされているのです。
縁起よくお正月を迎えるためにも、29日と31日に飾るのは避け
た方が良いですね。正月飾りを飾るのは26日か27日、28日か30
日のいずれかが良いようで、このいずれかの日に飾る人がほと
んどでしょう。

漢字の八には末広がりの意味があるので、28日に飾る人も多い
です。ただ、29日はフク=福に通じるとして、縁起が良いとし
ている地域もありますよ。気持ちの問題なので29日でも縁起が
良いと思えば飾れば良いですし、気持ちが悪ければ避けて別の
日に飾ると良いでしょう。

正月飾りにもいろいろなものがありますね。
門松は、歳神様をお迎えする目印となります。
松というのは1年中枯れることがないので、永遠を象徴してお
り、神聖な神の依代とされていますよ。

その名の通り家の門に松を飾っていたのが始まりです。
しかしマンションなどで門松が置けないところも多いでしょう。
門扉に松の枝を一振り飾るだけでも、絵に描いた門松を貼り付
けるだけでも門松としての役割を果たしてくれるそうですよ。

神様へのお供えとなるのが鏡餅で、神様の領域を表す結界の意
味があるのがしめ飾りです。鏡餅は神棚などの家の中で一番格
式の高いところに飾ると良いとされていますが、リビングや台
所など複数の場所に飾っても良いです。

しめ飾りは、玄関ドアの上部に飾りますよ。不浄な物が入り込
まないようにという魔除けの意味もあるので、お正月には玄関
には一つ飾っておきたいですね。




正月飾り いつまで飾る?

正月飾りはいつまで飾っておくのか疑問に思っている方も多い
でしょう。正月飾りを飾る期間は、関東と関西では違いがあり
ます。松の内という言葉がありますが、これは門松を飾ってい
る期間という意味があります。

門松をはじめとする正月飾りを飾る期間のことを松の内と言い
ますから、この松の内が過ぎたら門松などの正月飾りは外しま
す。この松の内の期間は、地域によって大きく違っていますよ。

関東と関西、さらに各地域により松の内の期間には違いが見ら
れるようです。松の内の始まりは全国どこでも12月13日です。
この日以降であれば正月飾りを飾ってもオッケーですが、外す
日は地域によって違います。

関東では1月7日までという地域が多いですね。全国的に松の内
と言われるのは1月7日までとされています。関東では7日の朝
に七草がゆをいただいて、それから門松やしめ飾りなどの正月
飾りを外す家庭がほとんどです。

関西では1月15日までを松の内としている地域が多いですね。
ですから、この日まで正月飾りを飾っている家庭が多いです。
松の内と混同するのが鏡開きですが、鏡開きはまた違う日にな
ります。

鏡餅を下ろして食べる日が鏡開きですが、一般的に鏡開きは1
月11日とされています。しかし関西を中心にした一部の地域で
は、松の内と同じ1月15日となっていますよ。


正月飾り 処分の方法は?

門松やしめ飾りなどは、神聖なものですから、どう処分すれば
良いのかと悩む人もいるでしょう。松の内を過ぎた頃には、土
日などに学校や地元の神社などでどんど焼きを行っている地域
も多いですね。

これは正月飾りをお焚き上げするための行事です。地域でどん
ど焼きを行っているのなら、その日に持っていきお焚き上げし
てもらいましょう。しかし、地域でそのような行事を行ってい
なかったり、出し忘れてしまう場合もあるでしょう。

そんな時には、地元の神社に引き取ってもらいましょう。節分
の時期までに神社に行けば、正月飾りを引き取ってくれ、まと
めてお祓いしてくれるところがほとんどです。

大きな神社では、1年を通してお札やお守り、正月飾りも返納
できる専用の箱が設けられていることが多いです。どうしても
近くにそのような神社が見つからないようなら、自宅でお清め
をして処分しましょう。

お清めの方法ですが、まず正月飾りを新聞紙などでくるみお清
めの塩を振ります。燃えるゴミとして出せば良いのですが、他
のゴミと一緒に袋に入れずに分けて処分してくださいね。


まとめ

日本に伝わる縁起ものの正月飾りですから、飾る日と外す日も
きちんと知っておきたいですね。それぞれに深い意味がある神
聖な飾りですから丁寧に扱っていきたいですね。

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