妊娠してかかるお金はどれくらいか?もらえるお金はどれくらい?
妊娠から出産までにはいろいろな費用がかかるけど、いったいどのくら
いお金がかかるのかと不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
ここでは妊娠から出産までにかかる費用と、妊娠すればもらえるお金は
どのくらいなのかを詳しく解説していきますね。
妊娠してかかるお金はどれくらいか?
妊娠すればいろいろなお金が必要になってきます。
出産までにどのくらいの費用がかかるのかと不安になる人も多いかも知
れないけど、一番気になるのが保険の効かない妊婦健診ではないでしょ
うか。
妊婦健診は胎児が順調に成長しているのか、また子宮がんや貧血、肝炎
など母体と胎児に影響のある病気や感染症を検査するためのもので産婦
人科や助産院などで受けることができます。
妊婦さんと胎児の健康状態を検査するための健診で、定期的に産婦人科
などに通って妊婦健診を受けることに。
妊娠週数や妊婦さんや赤ちゃんの状態などによって通う頻度は異なりま
す。
また検査内容も妊婦健診の費用も受ける産院によって大きく違ってきま
す。
初回は初診料がかかり血液検査や超音波検査などは別途費用が必要で、
さらに自宅から産院までが遠ければ交通費もかかるでしょう。
先ほども紹介したように妊婦健診を受ける回数は妊婦週数によって違い、
初めの頃は1か月に1回で、それから2週間に1回になり妊娠後期には1週
間に1回の頻度に。
妊娠初期から出産までにおよそ14回ほど妊婦健診に通うことになるけど、
この健診にかかる費用は保険適用外で基本的に全額自己負担です。
また妊婦すれば体型も大きく変わってくるのでマタニティウェアを用意
したり、母親学校などに通う費用も考えておきましょう。
必ず必要なのがマタニティブラやマタニティショーツなどの下着です。
着られる期間が限られているマタニティウェアは買うのを躊躇する人も
いるけど下着だけはマタニティ専用を用意しましょう。
お腹も胸もどんどん大きく変っていくので、それまでのものではとても
身に着けることができません。
マタニティブラやショーツは素材も肌にやさしく、大きくなるお腹をし
っかり守ってくれて快適に過ごすことが。
パジャマや部屋着などはゆったりめの洋服で代用する人も多いけど、出
産で入院するとき用のマタニティパジャマは一つはあった方が良いでし
ょう。
産婦人科などでは無料で母親学級や両親学級を開催しているけど、中に
は低額だけど料金がかかるところも。
安産のためには適度な運動も必要なのでマタニティヨガやマタニティス
イミングに通うのもオススメで、自治体や産院併設のレッスンなら無料
や少額で利用できるケースも。
スポーツジムで開催されているものは、一般利用客と同じくらいの費用
が掛かります。
妊婦さんも安全に行えるようマタニティ専用の指導をしてくれるので安
心です。
そして赤ちゃんの日用品、洋服なども揃えておかないといけませんね。
抱っこ紐やおむつ、ベビー布団やベビーベッドなどが必要になってくる
けど、ベビーベッドなどはレンタルしても。
出産前は必要最低限のものだけ揃えておけばオッケーです。
妊娠してもらえるお金はどれくらい?
妊娠したら妊婦健診やマタニティウェア、赤ちゃんの日用品などいろい
ろ出費がかさむけど、妊娠したらもらえるお金があります。
基本的に自己負担となる妊婦健診の費用だけど自治体では検査にかかる
費用の一部を助成してくれる制度があるので安心です。
産婦人科の検査で妊娠が分かった時点で自治体に申請すれば、母子手帳
と一緒に妊婦健診の受信票がもらえます。
この受信票を提出すれば、妊婦健診の一部が免除されます。
帝王切開で出産したり妊娠中に入院が必要になれば高額な医療費がかか
るけど、この時は高額療養費がもらえます。
1か月の医療費の支払いが加入している健康保険組合などが定める負担
上限額を超える人が対象で、高額療養費として助成を受けることが。
他に、妊娠4か月以上で出産した被保険者とその家族を対象とした出産
育児一時金ももらえます。
一度に高額な費用が必要になる出産は退院時に全額負担をするのは大変
だけど、出産育児一時金の直接支払い制度を利用すれば退院時は差額分
のみの支払いでオッケーです。
新ママになる時の注意点?
これからママになる人は、赤ちゃんとの生活にワクワクしながらも不安
でいっぱいになるはず。
赤ちゃんは本当にこの世のものとは思えない可愛さで、ママもこれまで
感じたことのない幸せな気持ちになるでしょう。
でも、そんな幸せな時間ばかりではありません。
特に出産してから最初の数か月は、夜も昼も関係なく続く授乳やおむつ
替えに追われ、慣れない授乳や沐浴に悩まされることになるでしょう。
夜もまともに寝ることできず、ご飯もゆっくり食べられないという日々
が続くのは想像している以上に大変なこと。
泣き叫ぶ赤ちゃんをあやしながら、掃除や洗濯などの家事もこなさない
といけません。
もちろん、赤ちゃんの寝顔は育児疲れも吹き飛ばしてくれるほどの可愛
さだけど、ホルモンバランスの乱れや睡眠不足、過労でマタニティブル
ーになるママも。
想像以上の試練の日々が来るけど、過ぎて見れれば本当に素晴らしい幸
せに満ちた期間でもあるのでパパとも協力しながら乗り切ってください
ね。
まとめ
妊娠したら妊婦健診やマタニティウェア、赤ちゃんの日用品など出費も
グンと増えるけど自治体などからの助成金もあります。
出産後すぐに始まる新生児のお世話は思っている以上に大変だけど、周
囲のサポートも受けながら赤ちゃんとの貴重な時間を大切にしてくださ
いね。