妊娠・出産の正しい知識を知ろう?
女性にとって人生の一大イベントとも言える妊娠と出産は、嬉しい事ば
かりじゃなく不安もつきもの。
でも気をつけないといけないことなど、正しい知識があればそんなに心
配はいりません。
妊娠して気を付けること?
妊娠中の女性の体は胎児の成長と一緒に変化していくから、気をつけな
いといけないことも時期によって変わっきます。
最初に妊娠に気づくきっかけは生理の遅れという人が多いんだけど、そ
の時期は大体妊娠2カ月頃。
週で言うと妊娠5週~6週に当たるので、つわりが始まって気づく人もい
るかもしれませんね。
この時期に薬やお酒を飲んでしまった時にする人もいるけど、心配な時
はお医者さんに相談してみてください。
赤ちゃんがお腹の中でどんどん成長していく時期だから、まず気をつけ
たいのは栄養バランスです。
つわりで食欲がなくなる人もいるけど、栄養不足にならないようにきち
んと食事しましょう。
無理に食べると吐いちゃう人は、つわりが治まるまで食べたいと思える
ものだけ食べても大丈夫です。
でも水分不足にならないよう、ハーブティーや白湯などで積極的に水分
を摂取することは忘れないようにしてください。
飲酒や喫煙の習慣がある人は、妊娠してからでも遅くないので禁酒、禁
煙を心掛けましょう。
どちらも胎児の成長に悪影響を与えると言われているので、この機会に
頑張ってやめましょう。
妊娠初期には出血や腹痛が起きることもあるから、体に変化を感じた時
は病院に行った方が良いです。
お腹が目立ち始める4カ月目以降は、つわりも落ち着くので普段通りの
生活に戻れる人も多くいます。
ただし妊娠中だということを自覚して、無理をしないことも大事です。
仕事を続けている人はストレスや疲れをためないように、リラックスで
きる時間を作ってくださいね。
出産で気を付けること?
昔は自然分娩以外の選択肢がほとんどなかったけど、今は色々なスタイ
ルから自分に合ったお産のスタイルを選ぶことも可能です。
でも、産院や産科医不足で対応できるかどうかは病院によって違います。
希望するお産のスタイルがある時は、対応可能かどうかを病院に確認し
ておいてください。
痛みをなくす無痛分娩も人気があるけど、リスクがゼロでないことだけ
は覚えておきましょう。
万が一の時の対応も可能な病院かどうかを確認するのはもちろんだけど、
安全性に納得できるまで話を聞くことが大事です。
とはいえ、痛みへの恐怖がないからママもリラックスしながら産める良
い方法であることは確かでしょう。
出産後の母体はもちろん、胎児にも麻酔の影響は残らないらしいから選
択肢に入れても良さそうです。
夫婦の記念にもなる立ち会い出産だけど、パニックになるパパもいるか
ら要注意です。
産院によっては立ち会いを認めてもらえないこともあるし、パパが働い
ていると立ち会ってもらうのが難しいこともあります。
出産スタイルはママの希望を叶えるのが一番だけど、立ち会うかどうか
はパパの気持ちも考えてしっかり話し合ってくださいね。
陣痛が始まってから出産までの時間は早い人だと数時間、遅い人は丸1
日、2日かかることもあります。
体への負担が大きい時は促進剤を使うこともあるけど、自然なお産とい
う方針の産院だと痛みに耐えないといけなくなります。
出産日が近づいたらお産の流れや、万が一の時の対応などを聞いておく
と安心できそうですね。
妊娠すると始めにすることは?
妊娠したかもと思った時に市販の検査薬を使う人もいるけど、産婦人科
で検査を受けた方が確実でお勧めです。
お互いの両親への報告は、里帰り出産するかしないかなど状況によって
時期を考えてみてください。
最近はおさんができる病院が減っているせいか、希望する病院で産めな
いことも多いみたいです。
通院のことを考えると移動時に負担の少ない病院を選ぶのが理想だけど、
遠くの病院を選ぶなら移動手段も確保してください。
次に大事なのは、出産までに必要なお金を準備することです。
出産後に一時金は受け取れるけど検診費用、出産時の病院代など、思っ
た以上に出費が増えます。
妊娠検査を受けたら、役所や保健センターなど各市町村で決められた場
所で母子健康手帳の交付を受けましょう。
仕事をしている人は職場への報告も必要だけど、これは安定期に入って
からの方が良いかもしれません。
産休や引継ぎなどを考えると早い方が良い気もするけど、あまり早いと
もしもの時にお互いが気まずさを感じてしまいそう。
お腹が目立ち始める頃をめどに会社への報告を済ませて、産休や育休取
得について話し合ってみるのが良いかもしれません。
妊娠初期はつわりがひどい人もいるから、家事ができなかったり料理の
ニオイがダメになったりもします。
安定期に入るまでは夫にも協力してもらって、家事の負担を減らせるよ
う工夫してみてくださいね。
まとめ
女性の数だけ妊娠、出産のスタイルがあると言われるけど、気をつける
ことには共通点がいっぱいあります。
お母さんが正しい知識を持っていないと赤ちゃんにも悪い影響が出てし
まうことがあります。
周りの人にもサポートしてもらいながら、生活や体の変化に慣れていっ
てくださいね。