はじめる前に赤ちゃんの様子をチェック
離乳食をはじめようと思っても、赤ちゃんの体が整っていなければはじ
められませんね。
基本は月齢6ヶ月からとなっていますが、成長の度合いによってはまだ
早いかもしれません。
早すぎると離乳食がスムーズに進みませんし、逆に遅すぎると栄養が足
りないなんてこともあります。
赤ちゃんが健やかに成長するためにも、離乳食を楽に進めるためにも、
はじめる前に赤ちゃんの様子をチェックしておきましょう。
食事に興味を持っているか?
私が離乳食をはじめるにあたって一番重視したのは、赤ちゃんが食事に
興味を持っているかどうかです。
大人でも、自分が興味を持っていないことを押し付けられるのは嫌です
よね。
逆に興味があることなら、積極的にやってみたいですし、例え上手くで
きなくても頑張れます。
もちろん離乳食は成長のためには必要不可欠なことですが、赤ちゃんに
は食事の重要性は分かりません。
ですので興味がなければ拒否しますし、抵抗感を持たれたらうまく進ま
ず自分自身も苦労することになります。
それに気がつかず離乳食をはじめてしまったことがあるのですが、その
時はスムーズに進まずものすごくストレスが溜まってしまいました。
そうなると離乳食を作るのも面倒になってしまいますし、うまくごっく
んしてくれないとそれでもイライラしてしまい、後で赤ちゃんにごめん
ねと謝ることもありました。
だからこそ、赤ちゃんが興味を持っていることが大事だと思うのです。
<首が座っているか?
離乳食は、10分粥を裏ごししてとろとろの状態にしたものをあげるこ
とから始まります。
つまりほとんど液体のようなものをあげるので、お座りができなくても
首が座っていなくても大丈夫と思ってしまうママもいるかもしれません
ね。
ですがいくら楽に飲み込める離乳食であっても、赤ちゃんが一人でちゃ
んと座れないのであれば、はじめない方が良いと思います。
最初の離乳食はごっくんの練習です。
寝転がった姿勢で器官の傾きによって飲み込んでしまったら、ごっくん
の練習になりません。
ですので、いくら大人の食事を食べたそうにしていても、首がきちんと
座るようになるまでははじめませんでした。
そもそも喉にお粥が詰まったりしたら怖いので、首の座りに関してはか
なり厳しくチェックをしました。
ただお座りに関しては、ベビーチェアに寄りかかった状態で座れればい
いと思います。
赤ちゃんは毎日同じように見えても、少しずついろいろなことができる
ようになっています。
まとめ
忙しい中で細かく様子をチェックするのは大変ですが、赤ちゃんの小さ
い成長が分かるのはママだけです。
こればかりは育児書ベースでは分かりませんから、離乳食のタイミング
も自分の目で確認するのが一番ですよ。