授乳中にしこりを感じたら
授乳中は自分の胸に触れることがありますが、この時にしこりのような
感触があるとびっくりしてしまいますよね。
ひょっとして乳がんになっているのでは、と不安になる方もいるかもし
れません。
もし授乳中にしこりを感じたら、しっかり状態を確認して必要があれば
乳腺科などで診察を受けるのがベストです。
といっても、忙しい育児中に混んでいる病院に行くのは大変ですから、
自分で確認できるポイントを押さえておきましょう。
乳腺のしこりの正体は?
私が乳腺のしこりを感じたのは、胸が張って痛くて、自己流で胸をマッ
サージしていたときです。
母乳で張っても、ある程度自分で揉みほぐせば楽になります。
ですので、赤ちゃんが母乳を飲んでくれても痛いときには、自分でマッ
サージをするのが習慣でした。
マッサージをしているときに、他の部分は柔らかくなったのに、一部分
だけこりっと硬いところがあったんです。
その部分はより丁寧にマッサージしたのですが、しこりが残ったままで
した。
さすがに不安になりましたが、すぐ病院に行ける状態ではなかったので、
しこりについて調べました。
そこで見つけた情報では、このしこりは乳瘤(ニュウリュウ)の可能性
があるとのことでした。
乳瘤は、母乳が鬱滞して乳腺が硬くなった状態、もしくは液体のまま貯
留してしまった状態だそうです。
乳がんとはまったく別物で、特に悪い影響はないとのことでした。
乳瘤ができている場合は、その部分を圧迫しながら授乳すると良いとい
うので、何回か圧迫しながら授乳しているうちに改善できました。
乳がんとの見分け方?
私は乳瘤だったので、圧迫授乳でしこりを解消できましたが、もしかし
たら乳がんの可能性もあります。
超音波検査をすれば、乳瘤か乳がんかすぐに分かるそうです。
といっても普通の診察でも母乳育児中は受けるのが大変ですから、検査
となるとさらにハードルが高くなりますね。
お医者さんに聞いたのですが、乳瘤と乳がんは見分け方があるそうです。
急に大きくなったり小さくなったり、しこりが移動したり、押すと痛み
があるのが乳瘤の症状です。
一方、乳がんは少しずつ大きくなっていくので小さくなることはありま
せん。
場所も移動することはなく、押しても痛くない場合は乳がんの可能性が
あるとのことです。
ちなみに、30代後半から40代になると乳がんのリスクはぐんと上がるそ
うですから、もし不安な症状があったらすぐに病院で診てもらった方が
良いと思います。
まとめ
情報サイトによっては、しこりは何の問題もないなんて書いてあったり
します。
ですが100%安全というわけではないですし、10代や20代にも乳がんは
増えているので注意した方がいいかもしれません。