春の高山祭(山王祭)2017年の日程、みどころはどこ?

公開日:  最終更新日:2018/02/26


高山に春の訪れを告げる山王祭は、今この時とばかり咲き誇る
薄桃色の桜の中を朱や金に彩られた屋台が曳きまわされる雅な
お祭りです。


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はなやかな屋台の曳揃え、幽玄な夜祭の曳き回し

春の高山祭を象徴する屋台は祭りの起源とされる16世紀より時
代が下った18世紀の初めになって建造が始まったと文献により
伝えられています。

春の高山祭り(山王祭り)の屋台

幕末になると財力を持つ豪商によって大規模な屋台が手掛けら
れるようになり、匠の技術が駆使され金具や織物、彫刻などを
施した絢爛豪華な屋台が競い合うように登場します。

高山祭の屋台は信仰の分野で1960年に国の重要有形民俗文化財
に指定を受けました。4月14日は各屋台蔵よりお旅所前に4台、
神明町通りに8台曳き揃えられ、翌15日はお旅所前に4台、本町
1丁目に2台、さんまち通りに6台が並びます。
屋台はそれぞれ趣向が異なり屋台囃子を奏でる神楽台、飛騨の
名工による唐子遊び彫刻の麒麟台、屋根の鉾が目を引く鳳凰台、
刺繍幕が見事な五台山、名人谷口与鹿による彫刻を施した恵比
寿台、金幣の屋根の崑こう台、鯉の彫刻に飾られた琴高台、屋
根を揺らすように行列する大国台、入母屋作りの屋根が映える
青龍台。

そしてからくり奉納を繰り広げる三番叟、石橋台、龍神台の全
部で12台になります。夜祭は4月14日の午後18時30分ごろ屋台
に提灯が灯されて始まります。

神明町通りより上一之町を経、安川通りより本町、中橋公園に
いたる会場を一巡する順路で曳行されます。移動順道場に達す
ると夜祭のクライマックス曳別れ歌が歌われ、12台の屋台は歌
声に包まれながらそれぞれの屋台蔵へと姿を消します。

提灯の明かりでゆらめく屋台は高山の街並みを浮かび上がらせ、
おごそかな幻想の世界に一変、絢爛華麗な昼とは違った雅をく
りひろげます。

高山に足を運んだついでに秋の高山祭で曳かれる屋台が展示さ
れている高山祭屋台会館に立ち寄ってみてはいかがですか?
秋の高山祭は櫻山八幡宮の例祭で、からくり奉納や屋台の曳揃
えのほか屋台曳き回しが披露されますが、11台の屋台の内常時
4台がディスプレイされています。


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人気のからくり奉納、厳かな御巡幸

からくり奉納は12台の屋台の内三番叟、竜神台、石橋台がお旅
所前で披露します。熟練の人形つかいが幾本もの手綱を操り、
精巧な動きや繊細は表情を大胆に表現するからくり奉納は高山
祭の見どころ中の見どころでしょう。

三番叟とは能楽の中で最も神聖視される翁をさし、わらべが一
瞬に翁に早変わりする様を謡曲浦島にのって披露します。竜神
台は壺から竜神が出て舞いを舞うもので竹生島の謡曲にのって
からくりを演じます。

屋台の装飾は竜に因んだものが多い、龍の子とされる飛龍の彫
刻は神々しさが感じられます。石橋台は長唄石橋にある女性が
踊りながら獅子に変わり、また元の女性に戻るというストーリ
を再現しています。
屋根には対の鳳凰が飾られ、破風や欄間には牡丹の彫刻が刻ま
れる優雅な屋台です。秋の高山祭には布袋台というからくり屋
台が登場しますが、3台のからくり屋台が見られるのは春の高
山祭だけ、良い場所を陣取って観たいものです。

からくり奉納は約50分行われ、2017年の開始時刻は4月14日が午
前11時と午後15時頃、15日は午前10時と14時頃が予定されてい
ます。

御巡幸は神輿を中心に裃や宮司、公家などの時代衣装に身を包
んだ人たち100人が行列して町を練り歩くもう一つの見どころ
です。

4月14日午後13時に日枝神社を発幸した御巡幸は日枝中学校前で
2隊に分かれ、1隊は堂前神社をめざし獅子舞と闘鶏楽を30分に
わたり奉納します。もう1隊は曽我神社で奉納ののち宮川沿いを
行幸し、やがて和合橋付近で合流します。

神明町よりメイン会場を一巡して午後16時にお旅所に入り初日
の御巡幸は終了です。翌日は午後12時30分にお旅所を発幸、西
町、上川原町をめぐって本町へ、さんまち通りと安川通りに挟
まれた会場をゆっくり練り歩きます。

いったんお旅所に戻った御巡幸は、神楽台の太鼓を合図に午後
15時30分ごろ日枝神社へ戻ります。


高山祭のアクセスと道路情報

毎年18万人を超える観光客が訪れるお祭りで、かなりの混雑が
予想されます。自家用車で来場する場合は、会場および会場周
辺は交通規制に注意しましょう。

14日順路マップ

15日順路マップ

場所や日によって車両乗り入れ禁止区間や制限時間が変わりま
すので、観光協会に問い合わせるなど事前に情報を把握してお
きましょう。

24時間営業の市営、公営駐車場収容台数は約500台、民営を合
わせると900台の駐車が可能です。常設駐車場が満車になると
二つの小学校を開放され約400台の臨時駐車場が開設されます
が、御巡幸などが中止になる雨天は開場されないこともありま
すので注意しましょう。

平年駐車場は会場に近いところから次々に満車になっていくで、
駐車場の位置や営業時間は確認しておいた方がよさそうです。
24時間出入りできる市営駐車場の空車情報は公式ホームページ
から確認できます。

変える時の混雑をさけるには会場よりなるべく遠い駐車場を選
ぶのが賢明のようです。東海北陸道は早朝より高鷲インターチ
ェンジから渋滞が始まり、飛騨清見インターチェンジから高山
市内へ向かう一般道は渋滞が続きます。

自家用車でお出かけの場合は渋滞情報に注意して早めに行動さ
れるのをお勧めします。一般交通機関を利用して関東方面から
高山へ行くには、東海道新幹線名古屋から在来線に乗りつぐル
ートと、北陸新幹線を使い富山経由で高山へ入るルートがあります。

関西方面からは東海道新幹線で名古屋に出て在来線に乗り換え
るか、大阪駅から高山直通の特急ワイドビューひだが利用でき
ます。高山駅から会場までは徒歩で15分くらいかかりますが、
お祭り開催時は臨時バスが運行されています。

スローな旅がしたいなら交通費も抑えられる高速バスもお薦め
の移動手段です。東京方面からは新宿から一日6便、大阪方面
からは一日4便が運航されています。発車時刻は往路復路とも
早朝から夕方までの昼夜行バスで、移動時間は約5時間です。


まとめ

名古屋方面からは所要時間2時間40分、1時間に1本の割合で高
山行が出ています。屋台の曳揃えや夜祭、からくり人形奉納、
御巡幸と順路や時間をしっかり押さえて春の高山祭を満喫し
ましょう。

2017年は金、土曜日と週末に当たるので、春の行楽スケジュー
ルに組みやすいですね

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